アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがアーセナルへの移籍を拒否する理由について、『BBC』が指摘している。
今夏の去就に大きな注目が集まるフリアン・アルバレス。先日アルゼンチン代表として参加したFIFAワールドカップ2026の開催中に公の場で退団希望を明言すると、本人が加入を熱望するとされるバルセロナ側もオファーを提示したことを公言した。しかし、アトレティコ・マドリー側は秘密裏に選手と接触していたことなどに激怒し、バルセロナとは交渉すら拒絶していると報じられている。
それでも『BBC』によると、アトレティコ側は同じく関心を示すアーセナルとの交渉は認める方針であるという。アーセナル側は本人の希望がバルセロナであることを理解しつつ、適切なタイミングが訪れるのを待っている模様。アトレティコ側が求める移籍金1億5000万ユーロ(約279億円)を支払う準備はあるようだが、その前に選手サイドからゴーサインを得たい考えのようだ。
その一方でフリアン・アルバレス自身は、わずかに態度が軟化しているものの、依然としてアーセナルへの移籍は拒否しているとのこと。その理由はアーセナルではなく、今回の移籍を決断すればバルセロナ加入という「夢」を諦めることになるからであり、またマンチェスター・シティ時代に直面したビザの問題で家族と離れる時間が増えることを懸念しているからだと伝えられている。
23日にアトレティコの本拠地リアド・エア・メトロポリターノで行われたビジャレアル戦では、紹介時や途中出場時、試合後にもサポーターから強烈なブーイングを浴びたフリアン・アルバレス。選手側はバルセロナ移籍を認めないクラブの扱いを不当だと感じているようだが、アトレティコは直接のライバルに放出することは「論外」としており、退団するのであれば唯一の選択肢がアーセナルだと判断しているとのこと。移籍市場閉幕が迫る中、今後の動向に注目が集まっている。

