チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で劇的勝利を飾ったアーセナルについて、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
7日のCL準々決勝第1戦でスポルティングCPと敵地で対戦したアーセナル。ホームで無類の強さを誇るポルトガルの強豪に対して苦戦を強いられたが、後半アディショナルタイムに途中出場のガブリエウ・マルティネッリの絶妙なパスからカイ・ハヴァーツが決勝点を挙げ、1-0で勝利を掴んだ。
15日にホームで迎える第2戦に向けて大きなアドバンテージを手にしたアーセナルだが、『The Athletic』のダン・シェルドン記者とティム・スピアーズ記者はミケル・アルテタ監督の交代策を「巧みだった」と称えている。
「70分にマルティン・ウーデゴールに代えてハヴァーツ、その6分後にはレアンドロ・トロサールに代えてマルティネッリ……アルテタは攻撃力不足に悩まされたこの試合で、この2人がクオリティを注入してくれることを願っていた。彼らが決定的な活躍を見せるまでアディショナルタイムまでかかったかもしれないが、やや平凡だったチームパフォーマンスを素晴らしい勝利へと変えている」
一方でティム・スピアーズ記者は、第2戦へ向けた改善点も指摘した。
「まず、攻撃面での積極的な姿勢が求められる。この試合は、見ていて非常に退屈だった。両チームともに守備に隙ができることを恐れ、攻撃に多くの選手を投入するリスクを冒そうとはしなかった」
「アーセナルはボール支配率で上回ったものの、特に前半はボールコントロールが重すぎた。何度もチャンスを逃し、軽快な攻撃のスピードがなく、スポルティングに守備の立て直しを許していた。80分の時点で、両チームの合計ゴール期待値はわずか0.44。緊迫した互角の第1戦を反映している」
そのうえで「アーセナルは、第2戦でブカヨ・サカが復帰することを望んでいるだろう。スポルティング守備陣を崩すために必要な創造性、独創性、素早い判断力を兼ね備えている選手である。同時に、スポルティングのスピードを活かしたカウンターには警戒が必要だ」と分析している。






