リーズ対クリスタル・パレスの中盤の攻防について、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
20日に行われたプレミアリーグ第5節では、リーズとクリスタル・パレスが対戦。ホームのリーズでは田中碧、パレスでは鎌田大地と冨安健洋が先発するなど、日本代表選手3人がピッチ上で共演したこの試合だったが、両チーム最後まで決め手を欠いてスコアレスドローに終わっている。
ここまで2勝2分け無敗と好調だったリーズだが、この試合では最後までネットを揺らせなかった。『The Athletic』でリーズの番記者を務めるベレン・クロス記者は、「リーズの中盤に何が起きたのか?」と題し、この試合の中盤エリアで行われた攻防について分析した。
「今季のリーズにおいて、中盤はチームの数ある強みの一つだった。アンパドゥ、シュタッハ、そして田中は様々な組み合わせで激しい競争心と闘争心を見せ、トップリーグでの経験が豊富なショーン・ロングスタッフでさえ、ベンチから出番を得られないほどだった」
「シュタッハの豊富な運動量と高い位置でのボール奪取能力、アンパドゥの粘り強さとポジショニング、そして低い位置での力強いタックルは見事に噛み合っていた。そして田中は途中から先発起用が続いているが、その献身的なプレーと相手守備を切り裂くパスですぐに注目を集めている」
「しかし日曜日の午後、それらの要素は影を潜めた。“格下”と見られていたパレスが主導権を握り、リーズの中盤を切り崩していったのだ」
「クインテン・ティンバーは終始、厄介な存在だった。彼はピッチ全体でフィジカルの強さと攻撃性を発揮し、普段はリーズの強みである『試合を支配する力』に対抗してみせた。アダム・ウォートンが力強いタックルと危険なパスで彼をサポートすると、一方で鎌田大地とジェレミー・ピノはリーズ守備陣が苦しむようなスペースを巧みに突いて、相手を攻略している」
そして同記者は、「リーズは最後までこの状況を打開できず、それがなかなかギアを上げられなかった大きな要因だ」と指摘している。
この試合はスコアレスドローに終わったものの、未だ無敗で5位につけるリーズ。次戦は10月10日、敵地で王者アーセナルと対戦する。





