現地時間19日、ラ・リーガは最終節が行われ、バルセロナは敵地メンディソロッサでアラベスと対戦した。
前節、レアル・マドリーが勝利したことで残り1節を残して優勝を決めたが、2位バルセロナはホームで今季初黒星を喫し、歓喜に沸いたライバルとは対照的な結果となってしまった。このままでは「(チャンピオンズリーグの)ナポリにも負けてしまう」と試合後にメッシが嘆くほど、チーム状態は良好とはいえない。すでに残留を決めており、これといったモチベーションのないアラベスを相手に快勝して、ナポリ戦に弾みをつけたいところ。
また、この試合ではメッシの7度目のピチーチ(得点王)がかかっており、21ゴールのベンゼマに対してメッシは23ゴールと2点差をつけているが、ゴール前では自然とメッシにボールが集まる。
立ち上がりから攻勢に出たバルセロナは12分、ビダルのシュートがクロスバーを叩き、16分のメッシの巻いたシュートは左のポストを叩く。21分には前節のゴールと同じような位置からFKを得るも、メッシのキックは枠の上。
なかなか先制点が奪えない展開となったが、24分にようやく試合が動く。ペナルティーエリア右でボールを受けたメッシが、独特の間合いからゴール前にクロスを入れる。これがDFに当たって若干コースが変わり、走り込んだアンス・ファティがニアサイドで押し込みバルセロナが先制する。
さらに27分、カウンターからプッチのパスにスアレスが抜け出しGKとの1対1を迎える。しかし、この決定機はGKが右手に当ててブロックする。
迎えた34分、中盤でボールを奪い、メッシが右サイドのセルジ・ロベルトに預けると、ダイレクトで大きくサイドチェンジ。エリア内左でキープしたプッチが中央に横パスを出すと、走り込んできたメッシが右足のトラップでDFをかわし、細かいキックフェイントでGKのバランスを崩しながら冷静にネットを揺らし、7度目のピチーチに大きく近づく24ゴール目を挙げた。
さらに前半終了間際には、ペナルティーエリア手前でボールを受けたメッシが浮き球パスをエリア内左に送ると、走り込んだアルバがダイレクトで折り返し、フリーのスアレスが難なく押し込む。バルセロナが3点をリードして試合を折り返した。
後半、50分にラングレに代えてネルソン・セメドを投入したバルセロナは57分、プッチのラストパスをエリア内右で受けたセメドが豪快に右足を振り抜いてネットを揺らし、4-0とリードを広げる。
59分にブスケツを下げてデ・ヨングを投入したバルセロナは、この日ベンチ入りメンバーが5人しかおらず、そのうち2人はGKのため、フィールドプレーヤーの交代枠は3人。そのうち2人を代えたため、残すはブレイスウェイトのみ。
すると75分、左サイドからのアルバのクロスを、ゴール前に走り込んだスアレスがスルー。後ろのメッシが左足で押し込み、この日2点目でピチーチを決定づけるリーガ25ゴール目を記録した。
78分にブレイスウェイトを投入しベンチのフィールドプレーヤーを使い切ったバルセロナは、アラベスの意地の反撃をゼロに抑え、最終戦を白星で飾った。メッシは最多21アシストを記録したほか2ゴールを挙げ、この後試合を控えるベンゼマとのゴール差を「4」とする25ゴールで単独歴代最多となる7度目のピチーチをほぼ手中に収めた。
■試合結果
アラベス 0-5 バルセロナ
■得点者
アラベス:なし
バルセロナ:ファティ(24分)、メッシ(34分、75分)、スアレス(44分)、セメド(57分)
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