アル・ナスルは14日、ジョルジェ・ジェズス氏の監督就任を発表した。
昨シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグで3位に終わり、AFCチャンピオンズリーグエリートでは準決勝で川崎フロンターレに敗れて無冠で終わったアル・ナスル。すると、シーズン終了後、クラブは昨年9月からチームを指揮していたステファノ・ピオリ監督の解任を発表した。
クリスティアーノ・ロナウドの残留が決定し、サディオ・マネやマルセロ・ブロゾヴィッチらスター選手を擁するアル・ナスルの新指揮官が誰になるか注目が集まる中、先日からジェズス監督の名前が最有力候補として目されてきた。
そして、アル・ナスルはジェズス監督の指揮官就任を発表。契約期間は2026年夏までの1年間となっている。
ジェズス監督はポルトガル出身の今月に70歳の誕生日を迎える指揮官。コーチングキャリアの中でベンフィカやスポルティングCP、フラメンゴを指揮して複数のトロフィーを勝ち取った。また、2018年から半年間、2023年夏からの2年間と2期にわたってアル・ナスルの宿敵であるアル・ヒラルを指揮した。2シーズン前には圧倒的な強さを見せて世界記録となる公式戦連勝記録を打ち建て、サウジ・プロフェッショナルリーグを制したが、今年5月に解任されていた。
