カーボベルデ代表GKボジーニャは、FIFAワールドカップ2026のスペイン代表戦後に家族について語っている。
今大会がワールドカップ初出場となったカーボベルデ。15日に行われたグループHの初戦では、優勝候補筆頭とされるスペインと対戦した。開始30分時点でポゼッション率30%と終始相手に主導権を握られる展開となったものの、ボニージャがファインセーブを連発するなどチーム全体が奮闘。最後まで失点を許さず、スコアレスドローで勝ち点1をもぎ取っている。
カーボベルデは、最終的にシュート27本を許したものの、ボニージャが7セーブを記録するなど大活躍。大会屈指の番狂わせの立役者となった40歳の守護神は、試合後に感極まり涙を流しながらチームメイトと抱き合っていた。プレイヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれた後、ボニージャは記者団に対して「これはカーボベルデのみんなへのメッセージだ」とし、以下のように語った。
「心から幸せに思う。選手たちはこの瞬間のために本当に努力したんだ。誇りと、満足感に満ちた1日だね」
「試合後には涙が止まらなかった。幼い頃は祖父母と一緒に暮らしていたけど、彼らはこの場にいられなかった。数年前に亡くなってしまったんだ。そして母もビザの問題で、ビザ代を支払うお金がなかったから来られなかった。間に合わなかったんだ」
「プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたことは心から誇りに思う。愛する国を代表できたことは光栄だ。僕らは小さな国の出身で、予選突破も本当に困難な道程だった。でも今日、スペインのような強豪国と対戦することで、僕らの夢が叶ったんだ。このプロセスに関わったすべての人を心から誇りに思う」
「僕らはこのような瞬間のために人生を歩んできた。僕は40歳だけど、25歳まではプロではなかった。これは、この道程に対するご褒美だね」
「18歳のボニージャには、本当に誇りを持ってほしいと伝えたい。本当に努力したんだ。正直に言うと、子供の頃はこんなこと夢にも思っていなかった。子供の頃の自分に『すべてが報われたよ』と伝えたい」
カーボベルデの次戦は21日、ウルグアイと対戦する。

