34歳のフィリペ・コウチーニョは、ヴァスコ・ダ・ガマのユースチームから2008年夏にインテルへ移籍。その後、リヴァプールやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブでプレーした。2024年7月には古巣のヴァスコ・ダ・ガマへ加入していたが、今年2月に退団した後は無所属となっていた。
一時はメンタル的にも不安定だったというコウチーニョの移籍を後押ししたのは、同じ1992年生まれの元ブラジル代表FWネイマールの言葉だった。『ge』が伝えた。
「ネイマールは間違いなく私の人生において重要な役割を果たした。説明不要の選手であり、幼い頃からの友人だ。ヴァスコ・ダ・ガマを退団した時、サッカー界で最初にメッセージをくれたのが彼だった。そして翌日にはメッセージが届いた。彼と一緒にプレーできたら光栄だと伝えたが、その時は体調が悪くて無理だと答た。私には理解できなかったんだ。数カ月後、彼から再び連絡があったが、私の答えは同じだった。そして時が経ち、2週間前に、彼からまたメッセージが届き、考えを改めたんだ」
コウチーニョは再びピッチに戻れる喜びをかみしめる。
「サッカーは昔から私の情熱だった。しばらくの間、その情熱を失っていた。働く人には誰しも目的が必要、意義が必要なんだ。しばらくの間、私はそれを失っていた。離れていた間、シンプルなものと再び繋がり、それが私を復帰へと導いてくれた。私を突き動かすのは、再び幸せになることだ。私は常に情熱を注いできたからこそ、プレーし続けてきた。そして今、偉大な選手たちと共に、この偉大なクラブでプレーできることが、私の原動力となっている」
ヴァスコ・ダ・ガマのサポーターはライバルチームへの移籍に怒りをあらわにしている。コウチーニョは「できるだけ目を背けようとはしているは、大騒ぎになっているのは理解している。悲しい気持ちになるが、ヴァスコは常に私の故郷だ。私はそこで育ち、クラブへの感謝の気持ちを常に明確にしてきた」とコメントするにとどめた。
サントスとは今年12月までの契約となっており、コウチーニョは背番号11を着用する。



