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Benzema Al Hilal SFCGetty Images

ベンゼマ、中村敬斗所属の古巣リヨン移籍はかなわず「夢物語だ」サウジとのアンバサダー契約がネックか

今夏の移籍市場で日本代表MF中村敬斗を獲得したリヨン(リーグ・アン)は、昨季途中からの加入となったアル・ヒラル(サウジ・プロリーグ)を退団したカリム・ベンゼマの獲得を真剣に議論していたという。

フリーで獲得できるため状況が注視されていたものの、リヨンのスポーツディレクターのマチュー・ルイ=ジャン氏は「ほとんど夢物語だ」と実現する見込みはないとした。『RMC SPORT』が伝えた。

ルイ=ジャン氏は「確かにこの夏、カリムに関して仲介者と接触はあった」と認めた上で、「しかし、それ以上進展はなかった」として理由を説明。「カリムの契約状況を考えると不可能だった。カリムは素晴らしい選手だ。状況がどれほど難しいかを知っていたから、それ以上追求しようともしなかった」とした。

ベンゼマの移籍は、サウジアラビア公共投資基金(PIF)を通じたサウジアラビアとのアンバサダー契約が大きな障害となっている。この契約から引き続き恩恵を受けるには、引退するか、サウジ・プロリーグの別のクラブを探すかの2つの選択肢しかない。それ以外の選択肢を選べば、契約は無効となり、サウジアラビア王国が約束した年間数千万ユーロの報酬も失われることになるという。

「移籍市場に向けて準備する必要があり、ストライカーを早急に獲得する必要があった。その頃、ロイス・オペンダの獲得に取り組んでいたんだ」

また、財政難に悩まされているリヨンも、より確実な選択肢であるオベンダ獲得を優先したようだ。

ベンゼマに近しい人物も「彼をリヨンに復帰させるという考えは全く理にかなっていない」とコメントしており、「経済的に考えられないし、スポーツ的な観点からも実現不可能だ。そして、華々しく退団した39歳(現在は38歳)で復帰するなど、彼のイメージにもそぐわない…」と語っており、ベンゼマのリヨン復帰は実現しないようだ。

ベンゼマはリヨンの下部組織で育ち、同クラブでプロデビューを果たすと、2009年夏にレアル・マドリーに完全移籍。白い巨人では通算648試合354得点を記録し、4度のリーグ制覇や5回のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献。2022年にはバロンドールに輝いたが、2023年にアル・イテハド、2026年2月にはアル・ヒラルとサウジ・プロリーグにわたっていた。

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