36歳の酒井宏樹はこれまで柏レイソルやブンデスリーガのハノーファー、リーグ・アンのマルセイユ、浦和レッズでプレーし、2024年夏にニュージーランドのオークランドFC(Aリーグ)に加入。初代主将を務めると、昨季はリーグ優勝に導いた。
これまで日本代表として3度のFIFAワールドカップを戦ってきた酒井はニュージーランドでの生活を充実していると語っていたなか、ニュージーランドにあるオークランド工科大学(AUT)のビジネス・経済・法学部に入学。MBA(Master of Business Administration)取得に向けて、ビジネスを学んでいるという。
「MBAを取得することは私の長年の目標の一つだったので、ニュージーランド有数の大学でその目標に向かって努力できることを大変うれしく思っています」
「AUTの温かく親切なスタッフのおかげで、あらゆる場面でコミュニティの一員だと感じることができ、街の中心部にあるキャンパスでの生活は本当に楽しいです」
SNSでは酒井が学生たちに交じって、パソコンを片手にキャンパス内を歩く動画が拡散。「他の学生たちと出会えるのも素晴らしいことです。私と同じように、世界各地から来た学生がたくさんいて、ニュージーランドでの生活を楽しんでいます」としつつ、「家族みんなでオークランドをとても気に入っています。美しくて安全な街で、魅力がたくさんあります。みんなすっかりこの街に馴染んでいて、周りからのサポートも本当に素晴らしいです」と語った。
若手選手の育成、プロアスリートのトレーニング、キャリア転換支援に重点を置く会社の共同経営者でもある酒井。AUTはエリートレベルや代表レベルで競技する学生向けに、個別の学業および健康面でのサポートプログラムを提供しており、AUTの副学長であるデイモン・サレサ教授は、酒井が大学院課程に進むことを決めたことについて「オークランド市民は、ヒロキが冷静さ、専門知識、そしてチームとこの街への情熱をもってオークランドFCを勝利に導く姿を見てきました。彼の留学生活を支援できる機会を得られたことを大変うれしく思う」と喜びを口にした。
「AUTはトップアスリートの学業とスポーツの両面での目標達成を支援するプログラムを提供していることで広く知られている。ヒロキのような方々がAUTに惹かれるのもそのためだろう。彼はキャンパスライフにすぐに馴染むだろうし、AUTの女子サッカーチームと男子サッカーチームも、彼から様々なアドバイスやコツを得られるかもしれない」
まさに文武両道。酒井は新たな挑戦を始めている。


