バルセロナやパリ・サンジェルマンといった世界的クラブで活躍し、今夏には39歳にして母国アルゼンチンをFIFAワールドカップ(W杯)の決勝戦に導いたメッシ。ホルへ氏はそんなメッシのキャリアやビジネス面を管理。主要な代理人の一人として、多くの決定に関与していた。
そんななか、ホルへ氏は7日に他界。愛する父の死を受けてメッシは「父さん、あなたはずっと『最後のワールドカップでプレーしてくれ』と、私に頼み続けていたね。大会が始まる数日前にあなたの状態が悪化したんだ」と自身のSNSで明かしつつ、手記を寄せた。
「今大会は、あなたが私と一緒にいられない初めての大会だった。だけど母さんは、あなたが良くなって旅行できるくらい元気になるって、ずっと言っていたよ。私はあなたにワールドカップの決勝まで行けるって言い続けた。そうすればあなたが来られるから。それが私の使命だったんだ」
「毎試合の後、私はあなたのメッセージを待っていた。その時になって、状況が本当に深刻だと気づいた。できるだけ遠くまで行って、あなたにもっと時間を作って、試合を一つでも多く観てもらえるチャンスを与えたいって、考えが止まらなかった。私たちは決勝まで行ったけど、あなたはそこにいられなかった。優勝したかったよ。そうすればトロフィーをあなたに持って行って、もう一つ見せられるから。でもできなかった」
「私の脚はもうこれ以上力を出せなかった。今回は体が耐えられる限界を超えようとしたけど、ダメだった。一度も体調が万全だと感じられなかったんだ。父さん、私たちはチャンピオンにはなれなかった。でもあなたには想像もつかないくらい、毎試合を楽しんだよ。またしてもあなたが正しかった。私はアルゼンチン代表としてW杯をプレーしなければならなかった。あなたが言った通りだよ、いつもね」
