31歳のFW古橋亨梧は2021年にJ1ヴィッセル神戸からセルティック(スコティッシュ・プレミアシップ)へ移籍すると、公式戦165試合85得点を記録。チームのリーグ制覇や得点王獲得などを達成して、2025年1月にリーグ・アンのレンヌへ挑戦するも、出場機会を得られず。昨年夏にはチャンピオンシップのバーミンガムから再起を図ったが、31試合3得点に終わった。
今夏より元日本代表DF吉田麻也や、DF山根視来も所属するMLSのLAギャラクシーに渡った古橋は、FCダラスとの試合に出場。後半67分にピッチへ投入され、MLSデビューを果たした。
試合はスコアレスドローに終わったなか、グレッグ・ヴァニー監督は「後半、古橋亨梧が9番(ストライカー)の位置に入ってからは、間違いなく何かが起こりそうな予感がした。9番がいることでチームは別物になり、全員がそれぞれのポジションでプレーできるようになる」と、古橋の初陣を評価した。LAギャラクシー公式サイトが伝えた。
「彼がチームに馴染み、誰が何をすべきか、どこへ行くべきかを理解できるようになれば、足さばきが軽やかになり、素晴らしいランニングが見られ、非常にポジティブな要素がたくさん出てくるだろう。だから、時間の問題だと感じている。今後も前進していく中で、多くの選手が正しい方向に連携し、その恩恵を受けられるようになるだろう。何かが起こりそうな予感がしていたし、それに期待していた。後半は相手にあまりボールを持たせることができず、我々は立て直してセカンドフェーズの攻撃を仕掛けることができた。そこから何かが生まれるかもしれないと思っていた」
さらに指揮官は、古橋が味方選手たちの連係を高めていくことを期待している。
「彼はセンターフォワードのポジションと動きを本当に理解している選手で、足さばきが柔らかく、彼にパスをつないでいくことができる。空中からボールを落とすのも、足さばきが柔らかいので見ることができた。彼の動きは賢く、素早く、繰り返しスプリントできる選手で、動きでディフェンスにプレッシャーをかけることができるんだ」
「繰り返しになるが、足さばきが柔らかいから、他の選手と連係できる。私は彼に多くの良い点があると思っている。彼は体格が大きいわけではないが、強く、ボールをキープして、足さばきが柔らかいから、他の選手と連係できる。このチームでの彼の動き方が好きなんだ。トランジションで危険な存在になれるからね。ペナルティエリア内外での鋭い動きで危険な存在になれる。マルコ・ロイスやジョー・ペインツィル、そして攻撃的な局面で活躍する選手たちと協力できると思う。そして、必要な時には守備面でも本当に貢献してくれるはずだ。これまで見てきた限り、彼は常にそうだった。だから、私は彼が好きだ。彼は本当に多くの異なる要素をもたらしてくれる」
なお、古橋の移籍を受けて、先輩の吉田は「最後に会ったのはずいぶん前だけど、MLSの移籍市場で彼がとても人気だったから連絡を取り合っていた」と明かした。
「彼を迎えることができてとてもうれしい。もちろん、セルティックの後、フランスとバーミンガムでは苦労したけど、彼の実力は知っているし、今日も一端を見せたように、彼はとても速くて、技術も高いんだ。彼のゴールが僕たちには必要。だから、一緒に何とか解決できればと思っている。でも、彼にはまだ時間が必要だとも思う。ソン(・フンミン)選手のような選手でさえ、長い間ゴールを決められなかった時期があった。このリーグ、この国への適応は、本当に難しいんだ。だから、おそらく僕の仕事は、彼ができるだけ早く適応できるように手助けすることだろう。昨晩、彼は夕食を食べに私の家に来たんだ。少なくとも、彼は日本食を食べられるから、問題はないと思うよ」


