ノルウェー代表のスターレ・ソルバッケン監督がブラジル代表撃破について語った。
北中米で開催されているFIFAワールドカップ(W杯)2026のラウンド16で、サッカー王国のブラジルと激突したノルウェー代表。FWアーリング・ハーランドの2発でブラジル代表を沈め、2-1で勝利した。
28年ぶりの出場となった同国の快進撃を支えるソルバッケン監督は「彼らには何か特別な要素があると思っていた」と、相手選手のネイマールとヴィニシウス・ジュニオールの存在について語った。
「ボールを追いかける才能豊かな選手がいる一方で、ある種の賭けに出ているようなところもある。ネイマールとヴィニシウス・ジュニオールは最もアクティブな選手だが、魔法のようなプレーもできるんだ。だから我々が不用意な状況でボールを失わないようにしなければいけない。試合展開はどちらに転ぶか分からないなかで、彼らがボールを支配して、何かを仕掛ける機会を伺っているのではないかと恐れていた。まるでチェスのようなものだ」
ノルウェーはブラジルとの試合でボール支配率55パーセントを記録。パス成功数でもノルウェーが648本、ブラジルが348本と上回り、ボールを握りながらゲームを進めた。
「最初からポゼッションを維持するのが作戦だった。中盤で2、3回のパスをつなぎながら、ゆっくりとビルドアップしていくことを目指した。そのため、選手位置を交換しながら中盤よりもサイドでのプレーを多用した。ブラジルはボールを奪うと非常に速いスピードで攻めてくることを私たちは知っている。彼らが我々のサイドにボールを運んでくると、クロスが非常に上手く、常に(ブルーノ・)ギマランイスがペナルティエリア内にいて得点を決めてくるんだ。だからこそ、ポゼッションを維持することが重要だった」
前半終了時点でスコアは0-0だったなか、ソルバッケン監督は2人の選手交代を行った。ウィングのFWアントニオ・ヌサとFWアレクサンデル・セルロートを下げて、FWアンドレアス・シェルデルップとオスカー・ボブを投入した。監督は後半開始時に両ウィングの選手を交代させた理由についても説明した。
「勝つためには、ブラジルを疲れさせ、選手たちを消耗させ、攻撃に転じる必要があった。ヌサはフィジカル面で素晴らしい働きをし、すべての選手にプレッシャーをかけたが、ペナルティエリア内でより快適にプレーできる他の選手も起用したかった。また、サイドにボールを運び、センターバックを引きつけ、ハーランドを中央に据えたトライアングルプレーを展開したかった。アレックス(セルロート)とヌサが悪い選手だというわけではなく、戦術的な交代だったんだ」
終盤にはネイマールにPK弾を決められるも、ハーランドの2得点で逃げ切ったノルウェー代表。ダークホースとして期待される同国の躍進に注目が集まる。
