イラン代表MFサイード・エザトラヒが、今夏に北中米で開催されるFIFAワールドカップへの率直な想いを口にした。
W杯への出場を決めていたなかで、開催国のアメリカとは戦争状態。キャンプ地をアメリカからメキシコに変更するなどの影響を受けているなか、エザトラヒは「正直に言って、簡単ではない」と心境を語った。『ESPN』が伝えた。
「僕たちにとって難しいことになるだろう。なぜなら、同時に僕たちは自国のニュースを追う必要があって、政治的な事柄は当然、選手や国民の心に影響を与える可能性があるからだ」
これまで2度のW杯に出場しているエザトラヒだが、状況に困惑しているという。イラン代表は現在トルコでキャンプを実施しており、週末にはメキシコへ発つ。
なお、イラン代表は最初の2試合をアメリカのロサンゼルスで行う。試合会場近隣にはイラン系の住民が多く住んでおり、戦争に反対しているという。
エザトラヒは「だから、スタジアムでの試合には多くのファンが駆けつけてくれると確信している」としつつ、「期待値が高いから、僕たちにとっては大きなプレッシャーになるだろう。ただ、彼らを誇りに思わせ、イラン人は世界のどんな困難な仕事にも立ち向かう覚悟ができていることを示したいだけなんだ」と試合に向けて気を引き締めた。
「我々は頭をすっきりさせて、新鮮な気持ちで臨む必要がある。なぜなら、我々の目標と義務は、国民のために戦い、国を代表し、我々がどれほど優れているかを示すことだからだ」
またMFモハンマド・ゴルバニは「いま僕が伝えられる最高のメッセージは、イラン代表チームがチームであると示すことだ」とした。
イラン代表はグループリーグでニュージーランド代表、ベルギー代表、エジプト代表と対戦する。



