日本代表は30日に東京都の国立競技場で、キリンチャレンジカップ2026のアイスランド代表戦に向けた前日練習を行った。
FW前田大然(セルティック/スコットランド)は充実のシーズンを終えて、2度目のFIFAワールドカップに臨む。
「前回のワールドカップでの借りは、ワールドカップでしか返せない。まずはしっかりと明日の試合からやっていきたい」
前回大会では3試合に先発出場して、前線からのハイプレッシングで世界を驚かせた。決勝トーナメント・ラウンド16のクロアチア代表戦では先制点を決めてW杯初ゴールを記録するも、チームはその後同点に追いつかれてPK戦のすえに大会を去った。
あれから4年間。前田は充実の時を過ごしてきた。
前回大会の直前に加入したセルティックでは不動の座となり、ここまで公式戦212試合79得点38アシストと獅子奮迅の活躍。今季もチームの中心として君臨し、セルティックのリーグ5連覇と国内カップ戦の2冠に貢献した。
「チームメイトが良かったと思います」「僕は成長したかは分かりませんが、前回のワールドカップよりかは自信持って挑める」
口から出てくる言葉に慢心はない。それでも前田にかかる期待は大きい。
三笘薫や南野拓実らをケガで欠く日本代表は、シャドーの人員不足が懸念されている。前田は「どこ出るか分からないので、どこでも出られるように、いい準備をしたい」としつつ、シャドーでのプレーについて「よりゴールに直結できると思う」と好感触を示した。
「チームの調子が上がった状態で来られたので、頑張るだけ」
まずは翌日のアイスランド代表戦に照準を合わせ、チームは練度を高めていく。
前田は「うまくいかないときにどうするかだと思うので、簡単じゃないと思います。だけど、自分たちらしいプレーをできれば上に行けるチャンスはある」と力を込めた。
取材・文=浅野凜太郎
