チェルシーがプレミアリーグ史上最大の赤字を計上した。
同クラブは1日、2024年から2025年にかけての税引前損失が2億6200万ポンド(約554億円)になったと発表。この数字は、マンチェスター・シティが2011年に被った1億9750万ポンドの損失を上回るもので、プレミアリーグ史上最大の赤字だ。
昨年夏にはFIFAクラブワールドカップで優勝を果たし、4億9090万ポンドの収益を上げており、これはクラブ史上2番目に高い金額だった。
それでもこれほどまでの赤字となった要因について『BBC』は選手獲得に10億ポンド以上を費やし、多くの若手選手と長期契約を結んだ点や、ロマン・アブラモヴィッチ元オーナー時代に代理人へ支払われた報酬に関連する制裁金のほか、放出されたラヒーム・スターリングや、薬物検査で陽性反応が出たとして調査を受けているミハイロ・ムドリクらの会計上の償却も含まれているという。
サッカー金融専門家のキーラン・マグワイア氏は「これらの数字は、現在リーグ6位のクラブにとってUEFAチャンピオンズリーグ出場がいかに重要であるかを浮き彫りにしている」とCL出場によって得られる放映権料などが重要になると指摘。
また、同氏はチェルシーの本拠地であるスタンフォード・ブリッジの収容人数が約4万人であることにも触れて、「おそらく他のクラブに比べて5000万から6000万ポンドほど劣っている」とチケット収益の問題点についても語った。


