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sugawara(C)Getty Images

菅原由勢、スタメン奪取で2連勝に貢献…危機的状況が続くブレーメンと昨季サウサンプトンの決定的違いとは

ブレーメンの日本代表DF菅原由勢は、ダニエル・ティウーネ新監督就任後にスタメンから外れたことに怒りすら覚えていたという。クラブが開いた記者会見で当時の気持ちを振り返り、チームを復調に導いた要因についても見解を述べた。

ブンデスリーガ第10節までは4勝3分け3敗と安定していたブレーメンは、その後リーグ戦13試合勝ちなし(9敗)で17位まで転落。新監督を迎えてからも3連敗と低迷が続くなか、ティウーネ体制2戦目から、サウサンプトンからレンタル加入して以来常にスタメン出場していた菅原が、2試合連続でベンチスタートとなった。その時期について問われた右サイドバックは、「もちろん、その瞬間は本当に受け入れがたいものでした」と振り返った。

流暢な英語で会見に応じた菅原は、「ここに来てからはずっと試合に出続けていましたが、突然出場機会を失い、しかもそれが2試合続きました。少し腹が立ちましたが、その怒りは自分自身に向けたものでした」と当時の悔しさを回顧。「自分の状況を変えられるのは自分だけです。新しい監督が僕の状況を変えてくれるわけではありません。だから自分が良いプレーをすれば、次はスタメンに選んでもらえると考えるしかありません」と、ピッチで示すしかないと強調した。

ブレーメンは自身がベンチスタートだった2試合も敗戦。しかし、スタメンに復帰した直近2試合、ハイデンハイム戦とウニオン・ベルリン戦での勝利に貢献し、今季初のリーグ戦2連勝を達成した。「だからこそ、当時の自分の考えはそういうものでした。悔しさはありましたが、その感情や情熱をピッチやトレーニングで示しました。そうしてスタメンに戻ることができ、いまは6ポイントを手にしています。監督に僕の状況について何か言う必要はありません。自分自身がピッチで良いプレーを見せればいいだけです」と語っている。

また、菅原はブレーメンの現状を、昨季プレミアリーグから降格したサウサンプトンでの経験と比較。「正直に言って、昨季の状況と今のブレーメンの状況は少し比べています」と認めると、「ブレーメンの方がサウサンプトンよりメンタリティーの部分で強いかもしれません。確信があるわけではありませんが、それが僕の感じていることです」と違いを指摘した。

「たとえ試合に勝てていなくても、選手たちはロッカールームで、何をしなければならないのか、今の状況と以前の状況の違いは何なのかについて多く話し合っています。本当にたくさん話しました。それが大きな転機になったと思います。コミュニケーションがとても多く、それが違いを生んでいるのだと思います」

なお、自身の昨季の経験が現在のブレーメンでの状況に役立っているかについて、菅原は「少しはあります。でも、13試合勝てていないような状況を乗り越えるのは簡単ではありません。ただ、昨季は20試合くらい勝てない時期があったことも覚えています」と語りつつ、「前の日よりもさらに努力するだけです。とにかくハードワークを続けることです」との姿勢の重要性を強調していた。

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