元スペイン代表のFWダビド・ビジャ氏が幼少期について語った。
2001年に同国のスポルディング・ヒホンでプロデビューしたビジャ氏。その後、バレンシアやFCバルセロナ、アトレティコ・マドリードなどプレーし、2019年はヴィッセル神戸で活躍して同クラブで現役を引退した。
UEFAチャンピオンズリーグ優勝などを経験し、スペイン代表としてもEURO制覇や、2010年の南アフリカFIFAワールドカップを制覇して得点王にも輝やいた。
サッカー選手として充実したキャリアを歩んできた同氏だが、幼いころの夢は違うものだったという。『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
スペインの人口わずか4000人の小さな町ラングレオで育ったビジャ氏。「とても幸せだった」と語っており、少年時代はサッカーに明け暮れていたというが、夢は炭鉱夫だった。
「物心ついたころから、父がずっと私のアイドルだった。私はいつも『炭鉱夫になりたい。炭鉱夫になりたい。 父のような炭鉱夫になるんだ』と言ってきた」
ビジャ氏にとっては、厳格だった父親の影響が強く、練習にも足繫く通ってもらっていたという。
そのなかでビジャ氏は「父はいつも同じことを言っていた。『例えば、君と過ごす時間は、君の姉妹たちと過ごす時間を奪っているんだ』と言われたね。だから、100パーセントの力を出さないなんてあり得なかった」とプレッシャーを感じていたようだ。
それでも炭鉱夫になりたいと思いながらサッカーをしていたというが、あるとき父親の働く炭鉱で事故が発生。これを受けて「『いや、そんなに簡単なことじゃないから、何か他の仕事を探そう』と思った」とプロサッカー選手を目指し始めたと、意外なエピソードを明かした。
