J3カマタマーレ讃岐は8日、米山篤志監督を2025年7月6日付で解任したと発表した。
J3第19節を終えて、最下位の20位に沈む讃岐。ここまでわずか4勝と勝点を積上げられず、2023年より同クラブを指揮していた米山監督が解任となった。
米山監督はクラブ公式サイトでコメントを発表した。
「このたびチームを離れることとなりました。共に戦ってくれた全ての選手、スタッフ、クラブ関係者そして声援を送ってくださったサポーターの皆さまに心から感謝申し上げます。全力を尽くして進んできましたが結果に繋げることができなかったことをとても残念に思っております」
「それでも試行錯誤を繰り返し続けた讃岐での日々は私の監督人生において決して忘れることのできないものとなりました。今後の巻き返しについては託すことしかできませんが、カマタマーレ讃岐の未来が明るいものになることを心から祈っています。2年半、本当にありがとうございました」
増田勝 代表取締役社長は「降格圏の20位最下位という状況で、後半戦をどのように戦っていくか協議の結果、総合的に判断させていただきました。クラブが目標にしているプレーオフ圏内に向けて、新監督の元、選手・スタッフ皆で戦ってまいります」と解任理由を説明しつつ、「就任当初は、決まった練習場もなく、クラブハウスもスタッフルームもない人工芝のサッカー場で、暑い日も、雨の日も全力で指導にあたっていただきました。いままでのカマタマーレ讃岐にはなかったサッカースタイルを構築し、香川県のサッカー界にも積極的に貢献いただきました。クラブとして、香川県民のひとりとして、心から感謝しております」と米山監督の今後の活躍を祈念した。
なお、後任の監督については追って発表がある。
