バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが残留への意向を示すとともに、宿敵への加入が噂されているスピードスターについて言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。
2022年の夏に4年契約でバルセロナに加入したレヴァンドフスキは、1年目から公式戦46試合33得点とゴールを量産しラ・リーガ制覇に貢献。今季はチームが無冠に終わったものの、自身は公式戦48試合25ゴールを記録するなど攻撃陣をけん引した。
35歳となっても高い得点能力を見せるストライカーには、アトレティコ・マドリーやサウジアラビアのクラブからの関心も伝えられている。
しかし、本人は来季も変わらずバルセロナでプレーをする意向のようだ。「いろいろな噂が飛び交っているね。ただ、僕の頭の中は、来シーズンをバルセロナでスタートし、それに向けた準備を整えること、そして僕らのプレーを前進させることしかないよ。僕から言えることはそれだけだよ」と口にしている。
また、来季は宿敵レアル・マドリーにパリ・サンジェルマン(PSG)からキリアン・エンバペが加入することが濃厚と見られている。「エンバペのいるマドリーは怖いか?」と問われたレヴァンドフスキは、以下のようにコメントしている。
「まだ公式発表はないけど、すべての道はレアル・マドリーに通じているようだね。彼が怖いかって? もちろん彼はすごい選手だし、レアル・マドリーに加われば、とても強いチームになるだろう」
「ただ、僕らはどんなに相手に優れた選手がいるとしても、チームで一丸となれば、勝てるというメンタリティでなければならない。レアル・マドリーにはおそらく時間が必要だろうし、最初はうまくいかず、勝ち点を落とすこともあるだろう」
「我々は最初のゲーム、そして最初の1分から準備をしておかなくてはならない。彼らに追いつくためではなく先手を取るためにね」