ヘタフェに所属するFWメイソン・グリーンウッドの去就はどうなるのだろうか。今後に関して、『The Athletic』が特集記事を展開した。
現在22歳のグリーンウッドは、2019年にユースからトップデビューを果たしたマンチェスター・ユナイテッドで将来を嘱望されてきた。しかし、昨年1月に恋人に対する暴行疑惑などで逮捕・起訴されると、クラブから活動停止処分を下されることに。最終的に起訴は取り下げられたが、マンチェスター・Uはグリーンウッドを復帰させることなく、昨夏にレンタル移籍でヘタフェへと送り出した。
ヘタフェではシーズンが進むにつれてコンディションを上げると、ここまで公式戦25試合に出場し、7ゴール5アシストをマーク。得点関与以外の場面でも要所でスキルの高さを見せつけ、インパクトを残している。
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その活躍を受けて現在、グリーンウッドにはバルセロナやアトレティコ・マドリーなどが獲得に興味を示しているとの報道も。去就が注目される中、同選手と2025年6月までの契約を締結しているマンチェスター・U復帰の可能性も残されている状況だ。
しかし、『The Athletic』によれば、仮にマンチェスター・Uがグリーンウッドの復帰を望んだとしても、選手側は現時点で消極的な姿勢を示すとみられている。グリーンウッドは事件の際のマンチェスター・Uのサポートが十分ではなかったと感じている模様で、復帰希望はないとも言われている。また、イングランドに戻ることでスタジアム等でのプレッシャーも増すことが想定されることから、ラ・リーガにとどまることが魅力的だと考えるとも見解されている。