ニューカッスル加入間近となっている日本代表FW武藤嘉紀だが、現地メディアは選手が定めた目標に物足りないと感じているようだ。イギリス『HITC』が伝えた。
憧れのプレミアリーグ挑戦へ向け、今夏の移籍を志願していた武藤。先日には、マインツとニューカッスルが移籍に関して950万ポンド(約14億円)で合意したことを発表し、現在は労働許可証の発行を待っている状況にある。ワークパミットが発行されれば、今季は夢の舞台で戦うことになる。
そんな26歳のFWだが、現地の記者に対し「激しい競争の中に身を置けば、選手として成長することが出来ると信じています。目標は、(国外リーグで)未だ達成したことのないシーズン10ゴールです」と話していた。
しかし、この目標に現地メディアは物足りないと感じているようだ。『HITC』のアントニー・マーティン記者は、「10ゴールでは監督は満足しない」との見解を示している。
「日本のスターがプレミアリーグでプレーすることが明確になれば、多くのものを期待される。なので、彼がラファエル・ベニテス監督の救世主として見られているという事実を考慮すれば、10ゴールは物足りない」
「ムトウは素速く、優秀なフィニッシャーである。セント・ジェームズ・パークに熱狂を与えなければならない1人であり、15ゴールを目指さない理由はない。ラファがどれほどのゴールを期待しているのかはわからないが、日本代表FWが10ゴール挙げても幸せではないだろう。ムトウは楽観的であるべきだ」
昨季は、ブンデスリーガでキャリアハイとなる8ゴールを奪った武藤。今季は初挑戦のイングランドの舞台で、どれほどの活躍を見せてくれるのだろうか。
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