元スペイン代表監督デル・ボスケ「ネイマールは良い模範ではない。ピッチで人をだまそうとする」

スペイン代表やレアル・マドリーで監督を務めたビセンテ・デル・ボスケ氏は、バルセロナが再獲得を狙うパリ・サンジェルマンFWネイマールが「良い模範ではない」と断じた。

スペイン代表をワールドカップ優勝に導くなど、同国において大きな功績を残したデル・ボスケ氏。カタルーニャのスポーツ新聞『ムンド・デポルティボ』とのインタビューに応じた同氏は、再びバルセロナが獲得に動いているとされるネイマールが、選手としては模範的ではないとの見解を口にしている。

「彼はちょっと難しい若者だね。私にとっては良い模範ではないよ。選手としては素晴らしいし、世界の五指となる選手を選べと言われたならば、私は間違いなく彼のことを含めるだろう。しかしながら、ピッチ上の彼は人をだまそうとしているし、何度も演技をしている。それに、バルセロナからの去り方がね……」

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また多数のバルセロナの選手たちがネイマールの復帰を望んでいると意見されると、補強は選手ではなくクラブ自体の仕事であることを強調している。

「しかし誰を獲得するか、誰を獲得しないのかを決めるのはクラブ自体だ。選手たちが言うことを考慮してはいけない。そのために強化部門、技術部門があるわけだ」

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「一選手が、以前にチームメートだった選手について否定的な意見を言うことは考えづらい。そんなことをする選手は、ほとんど記憶にないよ」