チェルシーのマウリツィオ・サッリ新監督は、レアル・マドリー行きがうわさされるエデン・アザールの放出を否定する主旨のコメントを残した。
今夏、アントニオ・コンテ氏の後任としてチェルシーと契約を結んだサッリ監督。新シーズン開幕まですでに1カ月を切ったタイミングで就任した同指揮官は、18日に行われた初めての会見でワールドカップ後に退団を示唆する発言を残したアザールとの共闘を楽しみにしていると話した。
「アザールはレベルの高い選手で、ヨーロッパの2本か3本の指に入る選手だと思う。彼とともにトレーニングを楽しみたいし、その結果としてシーズン終了時には良い成績を収められると思う」
「彼はすでにレベルの高い選手だから非常に難しい挑戦だが、彼の成長を手助けできると願っている。（ナポリ時代には）ドリース（メルテンス）が私の下でとても成長したが、最初の頃はそれほどレベルの高い選手ではなかった。一方のアザールはすでに高いレベルの選手だが、私の下でさらに成長できることを願っている」
また、チェルシーで指揮を取れることへの喜びも語った。
「世界一のリーグ、プレミアリーグに来られたことは大きな喜びだ。この仕事を楽しみたいし、仕事をしながら楽しめることは人生において最高のことだ。私が何も勝ち取れていないのは事実だが、セリエAで4年間指揮してきたし、あのリーグではユヴェントスを除けばどのチームも何も勝ち取れていない」
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