ベティスMF乾貴士がスペイン『ABC』とのインタビューに応じ、自身の現状について語っている。
今夏にエイバルからベティスに移籍した乾。今季序盤こそ先発でプレーする機会が多かった日本代表MFだが、徐々に出場機会が限られるようになり、厳しい時期を過ごしている。
乾は『ABC』とのインタビューで、そうした状況に対する苛立ちをのぞかせている。
「ベティスで満足していますが、今は試合でグループに貢献しているわけではなく、そのことには苛立ちを感じます。自分自身に満足していません」
「単純に、僕は悪い時期を過ごしています。もちろん良い時期もありましたが、これ以上考えを巡らせてもしょうがないですね。僕の目標はプレーすること、感覚を取り戻すことにあります。そうできれば、すべてが変わるでしょう」
乾はまた、プレーポジションが変化したことについても言及している。
「僕の基本的なプレー方法は、サイドから中に入ることですが、監督は中央でプレーすることを求めています。現状は満足していませんし、苦労を強いられていますね。ロ・チェルソ、ホアキン、カナレスの方が良いプレーを見せていて、彼らがレギュラーであることは理解しています。僕はレギュラーになるために働き続けています」
「もちろん、僕は成長を、進歩を果たしたいです。ここに来ると決めたとき、こうなる可能性があったことも分かっていました。ベティスは素晴らしいチームですから。ですが、プレーしなければ成長はできません。そうせずとも学ぶことはできますが、やっぱりプレーをしないと」
その一方で、ベティスで最も驚きを感じた選手としては、現在37歳のMFホアキン・サンチェスを挙げた。
「全員に驚きましたが、その年齢と、自分のポジションでプレーしていることもあって、やはりホアキンですかね。驚きましたし、彼から学んでいきたいです」
「ホアキンの秘密は陽気なこと? それだけではありません。陽気なだけでは意味ないです(笑)。彼の戦術的なレベルはすごいです。以前のようなプレーを見せたり、二つのやり方でプレーすることができます」
乾は、ここから状況を逆転させて、ベティスで定位置を獲得する意欲も示している。
「今とまったく同じ状況に陥ったことはないです。エイバルでの2年目もプレーできないことはありましたが、それは克服することができました。同じ状況ではありませんが、あの出来事は、自分には打ち勝つことができるんだと教えてくれますね」
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