Getty Images Sportマンチェスター・ユナイテッド、アカデミーへの投資を守るために動く
マンチェスター・ユナイテッドは、JJ・ガブリエルの将来を確保するため、正式な奨学契約のオファーを提示した。しかし、同選手を長期的に引き留められるかどうかを巡って、クラブは依然として不安定な立場に置かれている。『The Guardian』が報じた。
最近16歳の誕生日を迎えたこのFWは、先月に登録抹消を求めたことで、キャリントンのアカデミーに衝撃を走らせた。ユナイテッドは来季に向けたこの正式な奨学契約案を提示したことで、同選手が1月の移籍期間に無償で去るのを許すのではなく、仮に別の場所でキャリアを続けることを選んだ場合でも補償を受け取る権利を確保した。
ガブリエルの代理人サイドとクラブ上層部の関係は決裂点に達したようで、状況は依然として極めて緊迫している。最近には同選手が写ったチーム写真も公開され、一時はファンの間に楽観論も広がったが、関係修復の可能性はますます低くなっている。
Getty Imagesユナイテッド、JJ・ガブリエルに300万ポンド超の移籍金を要求
マンチェスター・ユナイテッドは以前、この逸材にトップチーム昇格への道筋を納得させるために多大な労力を費やしており、ユナイテッド内での評価を示すため、サー・アレックス・ファーガソンとの面会まで手配していた。しかし、この若手は3週間以上にわたって練習に姿を見せておらず、クラブは不在期間中にその健康状態を確認するため何度も接触を試みている。
ユナイテッドは、下部組織で5年間を過ごした選手に対して適正な対価を受け取ることを強く求めている。ガブリエルが別のプレミアリーグのクラブへの加入を選んだ場合、両クラブは移籍金で合意しなければならず、そうならない場合はプロフェッショナル・フットボール補償委員会の審判で決着が図られることになる。
マンチェスター・ユナイテッドは、評価額が300万ポンドを超えることを正当化するにあたり、リバプールがチェルシーに対して、まず280万ポンドに加えて出来高120万ポンドの支払いを命じられたリオ・ングモハの最近の事例を持ち出す可能性が高い。さらにユナイテッドは、将来的な成長の恩恵を受けられるよう、20%の売却条項を要求するはずだ。
舞台裏での驚愕の要求
キャリントンでのこう着状態は、関係が悪化する前に選手側が出していた一連の異例の要求を受けたものだ。ガブリエウの代理人が16歳の同選手に対し、プレシーズンでU-21のグループに戻るのではなく、トップチームだけでトレーニングすることを期待するなど、特別な扱いを求めていたことが明らかになった。
クラブは当初、この若き逸材に配慮しようとしており、背番号77を割り当てるだけでなく、試合用ユニフォームに「Gabriel JR」と表記する許可をプレミアリーグに申請するところまで踏み込んでいた。しかし、要求はさらにエスカレートし、クラブが応じるのは不可能だと感じた具体的な出場時間の保証まで含まれるようになった。
報道によれば、選手側はブライトン、ボーンマス、サバーとのトップチーム3試合で、それぞれ最低20分間の出場機会を求めていたという。ユナイテッドがこうした最後通告を拒否すると、この選手はその後、チャンピオンズリーグの登録メンバーリストとカラバオカップのメンバーから外された。
Getty Images Sportレアル・マドリーとバルセロナが争奪戦をリード
国内での移籍はトリビュナルの費用が障壁となって複雑化しているため、ガブリエルは新天地となるクラブの金銭的負担が大幅に小さい欧州主要リーグへの移籍を望んでいるとみられている。現時点ではレアル・マドリーが獲得レースの最有力候補と考えられているが、バルセロナとパリ・サンジェルマンも状況を非常に注視している。
報道によると、この10代の選手は登録状況の解決策を関係各所が模索する中、カタルーニャの民間トレーニング施設でコンディション維持に努めているという。海外移籍となった場合、ユナイテッドが受け取る額は大幅に少なくなる。FIFAが定めるカテゴリーIのアカデミーに対する固定補償額の合計は、約35万ポンドにとどまるためだ。
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