AFPハーランドの脅威にさらされながらも、ポルトガルが先制した
ウッレヴォール・スタディオンで行われたUEFAネーションズリーグの一戦は、アーリング・ハーランドとクリスティアーノ・ロナウドによる大物対決として注目を集めた。ただ、後者はベンチスタートとなり、立ち上がりは途中出場を待つ形となった。アル・ナスルのスーパースターが先発メンバーに入らなかったにもかかわらず、試合はいきなり驚異的なテンポで幕を開けた。22歳の誕生日を迎えたジョアン・ネヴェスは、13分にヘディングシュートをクロスバーのわずか上へ飛ばし、ゴールこそならなかったものの、ポルトガルが序盤からボール保持と主導権掌握を狙っていることを印象づけた。
ノルウェーはエースFWハーランドを中心に反撃。ゴールへ向かったシュートはジオゴ・コスタに足で見事に防がれた。この決定機逸が高くついたのは、そのわずか直後だった。17分、すでに前回ウェールズ戦で決勝点を決めていたジョアン・フェリックスがペナルティーエリア手前でボールを受けると、冷静に流し込み、アウェーのポルトガルに先制点をもたらした。
AFPディアス、守備の圧巻パフォーマンスでシティのチームメートを封じる
数カ月ぶりにホームで初めてリードを許したノルウェーは、前半終了前に同点弾を奪うべく総攻撃を仕掛けた。絶好機が訪れたのは、コスタがシュートをはじくのが精いっぱいで、そのこぼれ球が直接ハーランドの足元へ渡った場面だった。マンチェスター・シティのストライカーは得点確実かと思われたが、クラブでのチームメートであるルベン・ディアスの驚異的なスライディングブロックに阻まれた。ポルトガル代表DFはリードを守るために身を投げ出し、これでセレソンが6試合連続で前半を無失点で終えている守備の粘り強さを示した。
前半が進むにつれてポルトガルの守備陣には大きな圧力がかかり続け、コスタはハーランドの空中戦の強さに対応するため何度もプレーを強いられた。GKはこのストライカーの強烈なヘディングを2本セーブし、サンデル・ベルゲもポストをわずかに外れるヘディングシュートでゴールに迫った。それでも、ジョルジェ・ジェズス監督のチームはこの猛攻をしのぎ切り、ホームの観衆が自分たちのチームの優勢な時間帯を得点に結びつけられないことにいら立ちを強める中、1点のリードを保ったままハーフタイムを迎えた。
ニーランのミスがラモスに決勝点をプレゼント
ノルウェーは後半立ち上がりにようやく均衡を破ったが、その中心にハーランドがいたことに驚きはなかった。再開から6分後、この決定力抜群のFWはボックス内のこぼれ球に誰よりも素早く反応し、至近距離から押し込んだ。このゴールで、同選手の代表通算得点は57試合で65ゴールという驚異的な数字に伸びた。さらに、ノルウェー代表での直近17試合の公式戦で16試合に得点を記録するという、圧巻の個人成績も継続した。
しかし、オスロの歓喜は長くは続かなかった。同点弾からわずか3分後、ニーランドが致命的な集中力の欠如を露呈したためだ。このベテランGKは最終ラインから無難なパスを出そうとしたが、ボールをそのままゴンサロ・ラモスに渡してしまった。ACミランのFWはその好機を逃さず、冷静に無人の守護神の頭上を抜くループシュートを空のゴールへ流し込み、代表通算12点目を決めた。
AFPブラジルはグループA4首位を堅持
その後まもなくして、ドラマはさらに続いた。ニランにとって悪夢のような夜は、さらにひどいものになりかけた。GKは長いスルーボールへの対応でラモスに先を許し、ラモスは再び無人のゴールへ流し込んだが、副審の旗がニランをさらなる屈辱から救った。ゴールはオフサイドで取り消された。試合終盤は、ノルウェーが2度目の同点弾を狙って前に出たことで慌ただしい展開となったが、印象的なコスタを軸とするポルトガル守備陣が、ロングボールとクロスの猛攻に耐え抜き、敵地で勝ち点3を確保した。
この結果はポルトガルにとって大きな成果となった。これで直近10試合で7勝目を挙げ、ジョルジェ・ジェズス体制の最初の2試合でも無敗を維持している。ホームでの14試合無敗を続けていたノルウェーの記録を止めたことで、ポルトガルはUEFAネーションズリーグA4組の首位に浮上。この大会で好スタートを切る流れを継続している。一方のノルウェーにとっては、この相手に対するいつものような悔しさの残る結果となった。これで対戦成績12試合で9敗目を喫し、今大会の最初の2試合を終えて勝ち点3のままにとどまっている。
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