AFPトーレス、負傷で新たな痛手
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとって、今後のスペイン代表戦に向けた準備は、トーレスがトレーニングキャンプを離れざるを得なくなったとの知らせによって狂わされた。パリ・サンジェルマンのアタッカーは、クラブでの印象的な好調ぶりを代表の舞台にも持ち込みたいと望んでいたが、コンディションの問題によってその計画は頓挫した。当初は問題が収まることへの期待もあったが、最終的には26歳の同選手をクラブへ戻し、リハビリに専念させる判断が下された。
RFEFは、バレンシア生まれのスターの離脱を確認し、本人は痛みをこらえて続行しようとしていたものの、メディカルスタッフが介入を必要と判断したと説明した。スペインサッカー連盟は声明で、「症状が続いていることを踏まえ、回復を最優先するため、選手をチームから離脱させることが決まった」と述べた。この決定は、代表チームのメディカル部門とパリ・サンジェルマン側との間で広範な協議を行った末に下された。
トーレスは近年のスペイン代表において重要な存在であり、その不在はオビエドのカルロス・タルティエレ、そしてスプリトで予定されている試合に向け、攻撃陣に大きな穴を残すことになる。『Sport』によると、同選手は左足首に軽い違和感を抱えており、ここ数日のトレーニングを妨げるほどではなかったものの、症状は完全には治まらなかったという。
Getty Images Sportフィジカル面の回復への懸念
スペイン連盟の公式SNSはこのニュースをファンに伝え、『Diario SPORT』の投稿では、この離脱は指導陣が戦術プランの変更を余儀なくされた「予期せぬ離脱」だと説明された。クラブと代表の両レベルのメディカルスタッフは、FWに可能な限り最善のケアを施すため、継続的に連絡を取り合ってきた。連盟の声明では、キャンプ中に医師たちが取った協力体制について明確に説明している。
「スペイン連盟の医師団は、パリ・サンジェルマンの医療スタッフと合意のうえで決定を下した」とRFEFは声明で述べた。「スペインサッカー連盟のメディカルスタッフは、トレーニングキャンプ開始以来、所属クラブの医療チームと継続的に連絡を取っており、全プロセスは共同で管理されてきた」
エスピが初招集を受ける
トーレスの離脱を受け、デ・ラ・フエンテは間髪入れずに代役を指名し、戦力強化に向けてユース世代から選手を引き上げた。レアル・マドリーの新星カルロス・エスピが、U-21代表からA代表へ初昇格を果たした。
21歳のストライカーは、下部代表で圧巻のパフォーマンスを見せており、最近ではスペインU-21代表で5得点の大活躍を披露して話題となった。このステップアップにふさわしい準備が整っていることを証明した形だ。チェコ代表、クロアチア代表との今後の2連戦に向けた準備が進む中、同選手はただちにチームへ合流。急速に成長を遂げるキャリアにおいて、大きな節目となった。
AFPPSGでの最高のスタートに急ブレーキ
この負傷のタイミングは、フランスの首都でキャリアに衝撃的なスタートを切っていたトーレスにとって、とりわけもどかしいものだ。今夏にバルセロナからパルク・デ・プランスへ、移籍金は5000万ユーロ近いと報じられる条件で加入すると、すぐさまファンの人気を集める存在となった。そのインパクトは即座に表れ、デビュー戦のスタッド・レンヌ戦で重要な2得点を記録。さらに国内のライバルであるスタッド・ブレスト、オリンピック・マルセイユ相手にも得点を重ねていた。
欧州の舞台でも好調ぶりは際立っており、チャンピオンズリーグのスロヴァン・ブラチスラヴァ戦では見事なハットトリックを達成。この絶好調によって、インターナショナルブレイクを迎える時点で、欧州でも最も恐れられるFWの一人となっていた。
この負傷はPSGのルイス・エンリケ監督にとっても痛手であり、同指揮官はこのアクシデントが深刻ではなく、リーグ・アン再開後までこのストライカーを欠く事態にならないことを願っているはずだ。
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