サンティアゴ・ベルナベウでのビジャレアル戦で、主審ディアス・デ・メラがレアル・マドリードのスター、ヴィニシウス・ジュニオールに提示したレッドカードは、いまなお大きな議論を呼び続けている。このブラジル代表FWは、マドリードに2-0のリードをもたらすはずだったゴールが決まる直前に、相手選手サリバの髪をつかんだ。この場面については、退場に値するとする見方と、相手を傷つける意図を示すものではないとする見方とで、意見が二分している。
この件について、元バルセロナの選手ジェラール・ロペスは「モビスター・プラス」に出演した際、ヴィニシウスの行為を「醜く、汚く、卑劣だ」と評し、ベルナベウで起きた出来事であり、レアル・マドリードのスター選手が絡んでいるとはいえ、これほどの議論に値する事案ではないとの見解を示した。
ロペスは次のように語った。「学校の校庭で見かけたような、最後はけんかになってしまう類の行為を思い出させる。この件は過剰に大きく扱われている。ベルナベウで起きたからであり、ヴィニシウスが絡んでいるからであり、ゴールの直前に起きたからだ。だが、ここに議論の余地などない。典型的なレッドカードだ」
一方、レアル・マドリードの元スター選手であり、かつては同クラブの監督やスポーツディレクターも務めたホルヘ・バルダーノは、異なる見解を示した。ヴィニシウスの行為は本能的なものであり、相手を傷つける意図を示す明確な証拠はないとしつつ、スポーツマンらしくない振る舞いに及んだこと自体は認めた。
バルダーノはこう説明した。「例えば唾を吐く行為と、ここで起きたことは区別している。これは完全に本能的な動きだ。彼は囲まれていると感じ、取りうる限り最もスポーツマンらしくない方法で相手を振り払おうとした。しかし、私はこの行為に意図や悪意は見て取れない」





