スペインの首都で早すぎる幕引き
レアル・マドリーは昨季開幕時、レヴァークーゼンで監督として目覚ましい成功を収めたアロンソを指揮官に迎えた。クラブ・ワールドカップでは好調なスタートを切ったものの、シーズン半ばには指揮官としての歩みが行き詰まった。
1月のスペイン・スーパーカップ決勝で敗れると、レアル・マドリーの首脳陣は容赦なくアロンソを解任した。これにより、チームのプレースタイルを刷新するというスペイン人指揮官の構想は、本格的に始まる前に終わった。クラブは立て直しを図るため、暫定的にアルバロ・アルベロアに指揮を託した。
「怒りを抱いて振り返ることはない」
Getty Imagesアロンソは、リヴァプール時代の元チームメイト、ジェイミー・キャラガーと『スカイスポーツ』の番組『Boss』で対談し、退任のタイミングに悔しさをにじませた。一方で、レアル・マドリーに恨みは抱いていないと強調した。
「シーズンが良い形で終わるかどうか分かる前に、少し早く終わってしまったように感じた」とアロンソは語った。「シーズンの半ばだった。まだラ・リーガでもチャンピオンズリーグでも戦っていた。でも、レアル・マドリーを率いたことは一つの経験だった」
さらに、こう続けた。「レアル・マドリーは、あらゆる面で特別だ。あらゆる面で、ほかのクラブとは少し違う。そこから学んだし、怒りを抱いて振り返ることはない。挑戦し、ベストを尽くしたと思いながら振り返っている。今は未来に目を向けているが、あの挑戦はしなければならなかった」
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スタンフォード・ブリッジでのプロジェクトに取り組む
レアル・マドリーはその後、ジョゼ・モウリーニョを招聘して大きく異なる方針へと転じた。一方、アロンソはほどなくしてロンドン西部に新天地を見つけた。スペイン人指揮官は、必要な休養期間を経て再出発するうえで、スタンフォード・ブリッジが理想的な環境だったと明かした。
「タイミングの問題だった。レヴァークーゼン、レアル・マドリーでの仕事を終え、休みも取った。自分にとっては適切な時期だった」とアロンソはキャラガーに語った。「次にどこへ行くかは、良いつながりや感覚を持てる場所を選びたかった。そして、チェルシーのことは知っている」
「クラブとのつながりはなかったが、耳にしていたことはあった……。可能性はあるし、いくつかのことは変えられる。だから、この歩みを一緒に始められると思った。チームには非常に強固な土台があり、選手層もとても良いと感じている。いくつかの改善を加え、異なるタイプの選手を新たに獲得すれば、堅実なチームを作れるはずだ」
「これはプロジェクトになるはずだった……。さらに数年かかることは分かっているが、最初の1年は重要だ。そして今、ようやく始まったところだ。ここまでは、同じ方向を向き、認識を共有できそうだと感じている。それが重要になる」
迫るロンドン・ダービーとエル・クラシコ
Getty Imagesアロンソはプレミアリーグで順調なスタートを切り、新チームを順位表の4位に導いている。チェルシーは今週土曜日、苦戦するトッテナムをホームに迎える重要なロンドン・ダービーで、国内での好調を維持したいところだ。
一方、モウリーニョ率いるレアル・マドリーにも重要な試練が待つ。レアル・マドリーは日曜夜、カンプ・ノウに乗り込み、宿敵バルセロナと今季最初のエル・クラシコを戦う。



