同期入団の親友アザールへ…“鉄人”アスピリクエタ「上手くいきますように。寂しくなるよ」

チェルシーに所属するDFセサル・アスピリクエタが、MFエデン・アザールに別れを告げている。

チェルシーは29日、ヨーロッパリーグ（EL）決勝でアーセナルと対戦し、4-1で勝利。しかし、2G1Aと躍動したエースのアザールが、試合後に「分からないけど、別れになると思う。おそらく新たな挑戦をする時だろう」と、自身の去就について語った。

事実上の退団宣言とも解釈できるアザールの発言に対して、2012年夏に同選手と同期でチェルシーに入団したアスピリクエタは、以下のように反応している。

「それ（アザールの退団）は僕らにとって大きな損失だ。プレーヤーとしても、人物としても」

「僕らは7年前に一緒にここに来て、6つのトロフィーを勝ち取った。ピッチ内外で素晴らしかったんだ」

「僕にできることは、彼のベストを願うことだけだ。大親友だからね」

また、アスピリクエタはこれまでのアザールの振る舞いを称賛し、別れを告げている。

「彼がクラブのためにピッチ上で見せた意欲、スターとしての振る舞い。クラブの全員に愛されていたと思う」

「彼は利己的ではない。彼の退団に関して頻繁に噂を耳にしてきたし、たぶん違う状況であれば他の選手たちが人目につくように振る舞うこともできただろうけど、彼はそうしなかった」

「僕に言えることは、上手くいきますようにということだけだよ。そして、彼がいなくなって寂しくなるだろうね」