モロッコ代表のアユーブ・エル・カアビが、オリンピアコス対パナシナイコスのダービーを前に注目を集めた。負傷により戦線を離脱しているにもかかわらず、松葉杖をつきながら「カライスカキス」スタジアムに姿を見せ、彼の名を叫ぶオリンピアコスのサポーターから盛大な歓迎を受けたのだ。
モロッコ代表FWは手を挙げてサポーターの歓声に応え、ギリシャの同クラブのファンにとっての自身の存在感を物語る光景となった。ファンは試合中も彼を支え続け、エル・カアビはボロス戦で負った負傷からの回復に取り組んでいる。この負傷は手術を要し、長期間にわたり戦列を離れることとなった。
エル・カアビの存在はピッチ外からチームメイトを後押しするだけにとどまらなかった。試合終了のホイッスル後には勝利の喜びを分かち合い、決勝点を決めたギリシャ人DFパナギオティス・レツォスと抱擁を交わす姿が見られ、この場面はギリシャメディアの注目を集めた。
オリンピアコスはギリシャ・リーグ第6節のこのダービーを1-0で制した。得点は34分のレツォス。伝統のライバルであるパナシナイコスから貴重な勝利を手にした。
この試合ではパナシナイコス側にもモロッコ勢が出場した。アズエディン・ウナヒが先発出場し83分に交代、アナス・サラフエディンが後半開始から出場、そしてアムラン・ロウザも先発メンバーに名を連ねた。

