シント=トロイデンでプレーする日本代表DF冨安健洋の評価がうなぎのぼりだ。ベルギー『Voetbalmagazine』は、同選手はクラブに大金をもたらす存在となると予想している。
先日、ドイツ『ビルト』で日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンからの興味が報じられた冨安。報道によれば、シント=トロイデンは600万ユーロ(約8億円)の獲得オファーを断り、移籍金1000万ユーロ(約13億円)を求めたという。さらにイタリア『TUTTOmercatoWEB』ではラツィオやウディネーゼが注目していると伝えられ、同選手を巡って争奪戦が勃発する可能性が浮上しているようだ。
そんな冨安の人気ぶりを受けた『Voetbalmagazine』は「シント=トロイデンは前例を見ない移籍の実現に迫っている」と題した記事で「20歳のタケヒロ・トミヤスの状況が徐々に騒がしくなってきた」と指摘。「シント=トロイデンは800~1000万ユーロ(約10億~13億円)を求めるだろう」としながら「今冬の移籍の可能性は低いようだが、もうすぐレコードトランスファーが実現することになる」と予想している。
実際に1000万ユーロでの移籍が実現するとなれば、2010年にサンダーランドに向かったGKシモン・ミニョレ(現リヴァプール)や2017年ヘタフェに加わったDFダコナム・ジェネの獲得に支払われたとされる250万ユーロのクラブレコードが大きく更新される。DFシャンセル・ムベンバ(現ポルト)を獲得する際、ニューカッスルがアンデルレヒトに支払った1200万ユーロと見られるDFに対するリーグレコードの移籍金の領域に迫ることになる。
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