ネグレイラ事件は、スペイン司法の場でその行方が決せられる新たな局面に近づいている。予備捜査の段階が終了し、来たる11月に予定されている最終的な審問に注目が集まっている。一方で、司法手続きは最終判決が下されるまで2027年半ばまでかかると予想されている。
スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、アレハンドラ・ヒル判事は、レアル・マドリードによる6か月間のさらなる延長要求を退けたのち、予備捜査を終了した。裁判所は11月中にジェラール・ロペスを含む複数の証人から聴取を行い、その後に事件を公判に付すか、あるいは不起訴とするかの決定を下すことになる。
審問が終了すれば、事件は決定的な局面に入り、裁判所は次の司法手続きの進路を定めることになる。
同紙によれば、事件を前にしてなお残る手続き段階を踏まえると、最終判決が下されるのは2027年半ばより前にはなりそうにないと見られている。
スペインの司法手続きと並行して、レアル・マドリードは欧州サッカー連盟(UEFA)に対し、事件のファイルを再度動かし、バルセロナに関する決定を下すよう圧力をかけている。UEFAは2023年3月に手続きを開始したものの、今に至るまで最終的な立場を表明していない。
レアル・マドリードはこの件を決着へと推し進めることを目的として、UEFAに報告書を提出していた。しかし欧州連盟は決定を下す前にスペインの裁判結果を待つことを法的に義務づけられてはおらず、これは国内の司法手続きとは独立して動くことができることを意味する。
とはいえ、スペインの司法判断が下されることは、事件の進展における重要な節目であり続ける。そうしたなか、ファイルが公判に至るのか、それとも捜査段階で止まるのかを決し得る次の一歩として、11月の審問に注目が集まっている。



