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Real MadridGetty Images
翻訳者:

レアル・マドリーを巡る騒動が一気に激化。ナチスとの比較を理由にラ・リーガのトップに辞任要求

テバスはソーシャルメディアのXで、クラブの公式放送局Real Madrid TVとその関係者がナチズムの手法を用いていると非難した。


「レアル・マドリーの幹部はゲートキーパーたちを指揮しており、Real Madrid TVはその最大の担い手だ。彼らのやり方はいつも同じだ。自分たちに都合のいいプレーを選び、誤審を繰り返し取り上げ、不信感をあおり、敵を作り上げる。この手法は、ナチス・ドイツの宣伝相ゲッベルスが用いたプロパガンダの仕組みを思わせる。組織的な反復、敵のイメージの構築、そして事実を筋書きに従属させることだ」。テバスは、ヴィニシウス・ジュニオールへの4試合の出場停止処分が発表された後のレアル・マドリーの振る舞いを受け、そう記した。

ブラジル人選手は先週末、ビジャレアルに1-0で勝利した試合でまたしても自制心を失った。取り消された自身のゴールに先立って相手選手の髪を引っ張り、当然ながらレッドカードで退場となった。その後、主審のイシドロ・ディアスに詰め寄り、アントニオ・リュディガーに引き離されなければならなかった。さらに、ロッカールームへ向かう際にラ・リーガの職員を押したともされる。この結果、ヴィニシウス・ジュニオールには暴力行為で2試合、レッドカードを受けた後の振る舞いで2試合の出場停止処分が科された。

その翌日には、ブラジル人選手はまたしても自らを被害者として描いた。インスタグラムに投稿したのは、さまざまな試合の8場面をまとめた画像だ。いずれも、本人の考えでは相手選手に警告か退場処分が下されるべき場面だった。「それなのに、イエローやレッドを受けるのはいつもヴィニシウスだ。恥ずべきことだ」と反発した。

ジョゼ・モウリーニョ、再びレアル・マドリーとヴィニシウス・ジュニオールへの陰謀を疑う

ジョゼ・モウリーニョ監督も、再びレアルへの陰謀を疑った。ラ・リーガがヴィニシウスの処分を、ASローマとのチャンピオンズリーグの試合直前に発表したためだ。オリンピコでの逆転劇を成功させた後、記者会見でモウリーニョは記者にこう問い返した。「質問してもいいですか。試合の2時間前に、4試合の出場停止になると選手が知らされるのは普通のことですか。答えなくて結構です。普通ですか。発表は今か明日の朝まで待てなかったのでしょうか。我々がスタジアムに向かっているまさにその時に、どうしても発表しなければならなかったのですか」

続けてモウリーニョは、さらに踏み込んだ激しい言葉を使った。「恥じることなく、こうしたことが行われている。[中略]試合の2時間前に選手をつぶそうとしている。普通のこととは思えない。だが、今となっては普通のことにも思える。今、隠されていたことが明らかになったのだから」

モウリーニョはすでに9月中旬、アトレティコとのダービーに1-2で敗れた後、記者会見に印刷した画像を持参し、その場面では本来、アトレティコから2人が退場すべきだったと主張していた。その後、レアルへの「陰謀」に言及した報道に対し、テバスは、それを信じるには「別の銀河に住んでいる」必要があると答えた。「ピッチ上で実際に何が起きたかを説明するより、陰謀を持ち出す方が楽なのだ」

Vinicius JuniorGetty Images

レアル・マドリーはなぜラ・リーガのテバス会長と対立し続けるのか?

クラブはこの発言にもすでに声明で応じ、テバスの発言を「受け入れられない」とした。テバスがレアル・マドリーのメディアをゲッベルスになぞらえてから、双方の言葉はさらに激しさを増した。クラブは今回、公式声明でリーグ会長の辞任を求めている。

「スペインサッカー界で最も責任の重い役職のうち2つを務める人物が、我々のクラブ、経営陣、テレビ局の信用を傷つけるために、ナチス政権の宣伝手法を引き合いに出したことを、レアル・マドリーは到底容認できない、極めて重大なことだと考える。ナチスの思想を指しているのではないと明確にしたところで、その発言が深く侮辱的で、道義的に非難されるべきものであり、役職に照らして不適切であることに変わりはない」。声明はそう述べ、「よってレアル・マドリーは、ラ・リーガ会長およびスペイン王立サッカー連盟副会長からの即時辞任を求める」と続けた。

テバスは攻撃にも冷静に応じた。「この13年間、レアル・マドリーの幹部から何度辞任を求められたか、もう数え切れない」とXに投稿。自身の立場に求められるのは「独立性」であって、「Real Madrid TVによる継続的で、度を越した侮辱的な攻撃に対する沈黙」ではないとした。

レアルはテバスの新たな発言に加え、再びネグレイラ事件を持ち出し、この件でラ・リーガ会長が行動を起こさなかったと非難した。そのためレアルはUEFAに訴えていた。

Florentino Perez - فلورنتينو بيريز - Javier Tebas - خافيير تيباس - Kooora OnlyAI - Gemini

レアル・マドリーとバルセロナをめぐる「ネグレイラ事件」とは?

背景にあるのは、ネグレイラ事件の中心となる支払いだ。バルセロナは長年にわたり、スペイン審判委員会の元副会長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラと関係のある企業に、最大700万ユーロを支払っていた。スペインの司法当局は、これが競技上の影響力を得る目的だったかどうかを調べている。バルセロナは不正行為を否定している。

スペインの審判制度をめぐっては、ラ・リーガとの対立が昨年すでに完全に激化していた。レアルは2月初めにスペインサッカー連盟へ送った4ページにわたる厳しい書簡で、「競争のゆがみ」「操作」「詐欺」に言及。制度が「内部から組織的に」腐敗しており、根本から改革しなければならないと主張していた。

テバスはこの書簡を受け、レアルには「被害者意識」があると非難した。「今や完全に正気を失っている。目的はラ・リーガの信用を傷つけることだ」。ラ・リーガはマドリードのクラブを告発することまでした。

テバスとレアルの対立が再び激化するなか、たとえ今回の比較がかなり不適切なものだったとしても、Real Madrid TVも近年、批判を招くようなことをしてきた。その編集方針の一部が厳しく批判されているのも、理由がないわけではない。

例えば、昨年4月のバルセロナとの国王杯決勝を前にした、審判リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェアへのひどい扱いが思い起こされる。レアルはReal Madrid TVで同審判を取り上げる動画を公開し、過去にレアルに不利に働いたいくつかの議論を呼ぶ判定を扱った。さらにクラブの公式テレビ局は、デ・ブルゴス・ベンゴエチェアが担当した試合におけるレアルの勝率に不満を表明し、バルセロナの勝率の方がはるかに高いと算出した。マドリードのクラブは、大きな試合を担当する同審判の適性にも疑問を呈した。

デ・ブルゴス・ベンゴエチェアは決勝前の記者会見で涙を流し、この報道のために息子が学校で嫌がらせを受けたと明かした。


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