リーガは一転して中断の可能性…スタンド閉鎖決定も足並みそろわず12日に協議へ

スペインサッカー連盟（RFEF）とラ・リーガ、選手協会がリーグ戦の中断を含めた協議を12日に行うようだ。スペイン『ムンドデポルティボ』が伝えている。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。感染拡大の続くイタリアやスイスではリーグ戦の中断が決まり、フランスやドイツではスタンドが閉鎖されるなど各国が対策に迫られている。

そんななか、ヨーロッパ内でイタリアに次ぐ感染者数を出すスペインでは、次節から15日間にわたりリーグ戦を無観客で行うことを決定。さらに、4月中旬に予定されていたコパ・デル・レイ決勝の延期やスペイン・イタリア間の渡航規制に伴うスペイン勢のヨーロッパリーグ（EL）の試合延期が決まっていた。

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しかし、同メディアによると、リーグ戦の関係機関の足並みは揃っていないようだ。今後2節の延期を求めるRFEFと選手協会に対して、リーグ側は無観客を推奨する政府の方針に従いスタンド閉鎖の下でのリーグ戦継続を打ち出す。そして、12日に3者が集まり、今後について話し合いを行うようだ。

10日の段階で無観客試合に反対し、4月までの中断を求めた選手協会に複数のクラブがすでに賛同。また、保健省からリーグ戦中断の指示を待つとされるRFEFは11日にノンプロレベルのフットボールとフットサルを2週間にわたり中止することを発表している。