モラの代表チームメートであるラウル・ヒメネスは、すでに欧州のほぼあらゆるトップクラブの関心を集めているとされるまだ17歳のこの選手の成長先として、ブンデスリーガとBVBが良い選択肢だと見ているようだ。
「彼にはどこででもプレーできるだけの素質がある。でも、少しずつ段階を踏んでいくプロセスでもいい。彼をどこで見たいかって? もしかするとドイツ、ボルシア・ドルトムントかもしれない。あのクラブには独自のプレースタイルがある」と、ヒメネスはClaro Sportsのインタビューで語った。
ただ、移籍が実現するとなればBVBにとっては極めて高額な案件になりそうだ。とりわけドルトムントは、モラの主戦場のポジションで最近すでにヤニス・コンスタンテリアスとコンスタンティノス・カレツァスという2件の高額移籍をまとめている。
BVBにモラ獲得の可能性は? リヴァプールはすでに4500万ユーロを提示か
さらに、リヴァプールが4500万ユーロ弱の記録的オファーを準備しているとも伝えられている。これを報じたのは、メキシコで非常に著名なスポーツジャーナリスト、ダビド・ファイテルソンで、モラのほかアーリング・ハーランドのような世界的スーパースターも担当する著名代理人ラファエラ・ピメンタの情報に基づくという。
ピメンタはこれより前にも、もしクラブ・ティフアナに対して、メキシコメディアで「世紀の才能」と呼ばれるこの攻撃の宝石を2029年までの契約から買い取ろうとクラブが動いたとしても、自身の選手が決して安売りにはならないと明言していた。「1500万ではヒルベルトの片脚すら買えない」と、ピメンタは昨年10月に冗談交じりに語っている。
BVBはすでにヒルベルト・モラと接触している?
7月末にはテレビ局TUDNが、BVBは前回のW杯最年少選手への関心を強め、モラの周辺と接触したと報じていた。 この件についてはSkyの専門家ローター・マテウスも伝えていた。
「17歳のメキシコ人、モラはこのワールドカップで4試合に出場した。17歳、メキシコの超逸材で、すでに多くの欧州クラブが注目している。ボルシア・ドルトムントも少しばかり触手を伸ばしていると私も聞いている」と、彼は『ビルト』に語った。
レッズとBVBに加え、レアル・マドリーとバルセロナもこの得点力あるプレーメーカーの獲得に熱心だとされる。ASは最近、この宿敵2クラブがライバル勢に対して優位に立つ可能性があると報じた。 というのも、両クラブはピメンタと非常に良好な関係を築いているとされるからだ。
もっとも、それはドルトムントにも当てはまる可能性が高い。というのも、ピメンタの顧客であるハーランドもルール地方で2年半を過ごし、その後マンチェスター・シティで世界最高クラスのセンターフォワードの1人へと完全に成長したからだ。
Getty Imagesヒルベルト・モラはレアル・マドリーにしか移籍したくない?
一方で、モラはかつてバルサのトライアルを断ったとされ、その背景も興味深い。「彼には夢がある。それはレアル・マドリーでプレーすることだ。でも、彼はしっかりと地に足がついている。彼はレアル・マドリーを見るのが大好きで、きっと自分がそこでプレーする姿を思い描いているのだろう。彼の家族は非常にしっかりしていると思うし、父親は彼をとても良く支えてきた。願わくは、彼がそこで成功する姿を見たい。彼にはこうしたリーグでプレーするだけのクオリティーがあると思う」と、ティフアナの育成アカデミー責任者イグナシオ・ルバルカバのコメントをESPNが伝えている。
レアルへの移籍、あるいはBVB行きか。いずれにせよ、本格的に動き出すのは遅くとも夏になりそうだ。というのも、その時にはモラが成人年齢に達しているからだ。18歳の誕生日は10月14日。したがって、冬に欧州へ移籍する可能性も十分にある。
メキシコでの今季序盤の活躍は、モラの野心と巨大な才能としての地位を裏付けた。リーグ最初の7試合で5得点1アシストを記録。代表ウィーク中にはコロンビアとの1-1の一戦で、すでに13試合目にしてメキシコ代表初ゴールも決めている。

