レアル・マドリーは、スペイン・ラ・リーガのハビエル・テバス会長との対立をエスカレートさせた。クラブは公式サイトに記事を掲載し、クラブのテレビ局の手法をナチスのプロパガンダの手口になぞらえたテバス会長の発言に対する国際メディアの反応を紹介。ドイツ、フランス、イタリアの各メディアからの厳しい批判に光を当てるとともに、イギリス、アメリカ、アルゼンチンでも広く報じられたことを取り上げた。
この動きは、両者の間に大きな危機を引き起こした一連の発言を受けて、クラブがテバス会長に対し、ラ・リーガ会長職とスペイン王立サッカー連盟副会長職の即時辞任を要求した後に出たものだ。
ドイツ『キッカー』誌:テバスはレッドラインを越えた
レアル・マドリーは、サッカー専門のドイツ誌『キッカー』の報道を引用した。同誌はラ・リーガ会長の発言に対して厳しい立場を取っている。
レアル・マドリーが引用した同誌の見出しには「これは犠牲者への侮辱だ。テバスは辞任すべきである」と記されており、同誌はリーグ会長が「修復不可能な形でレッドラインを越えた」とし、歴史的背景を踏まえればこの問題の深刻さは、同誌の評価によれば、ただ一つの結論しか残さないとした。
またクラブは、有力な国際メディアがこの問題を取り上げたことにも言及した。スペイン国外にまで議論が広がっていることを強調しようとする狙いがうかがえる。
フランス、イタリアからイギリス、アメリカまで
同じ流れで、レアル・マドリーはフランス紙『レキップ』の報道も引用した。同紙は、クラブのテレビ局の手法をヨーゼフ・ゲッベルスと結び付けられるナチスのプロパガンダになぞらえた発言を背景に、クラブがテバスの辞任を要求していると伝えた。
一方、イタリア紙『ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト』は、この危機をラ・リーガ内部の「衝突」と表現し、リーグ会長の発言が引き起こした論争と、レアル・マドリーが即時退任を求めていることに言及した。
クラブがまとめた報道は欧州メディアだけにとどまらず、英国放送協会『BBC』、アメリカの『ESPN』、アルゼンチン紙『オレ』など、他の国際メディアもこの問題を取り上げたことにも触れている。



