暫定監督としての成果で正式就任
コスタリカサッカー連盟の執行委員会は契約条件を詰め、代表の元主将を正式監督に迎えることを決めた。託されるのは2030年ワールドカップの出場権獲得だ。アルゼンチン人監督フェルナンド・バティスタの解任を受け、9月28日に暫定監督に就任した41歳のルイスは、すぐにベテランGKケイロル・ナバスを代表に呼び戻した。その後、エスタディオ・リカルド・サプリサでニカラグアに3-0、ハイチに2-0と連勝し、コスタリカ代表のCONCACAFネーションズリーグ・リーグA残留を決めた。
指導経験の浅いルイス、信頼するスタッフを招集
ルイスにとって、トップチームの正式監督に就くのは今回が初めてだ。これまではリーガ・デポルティーバ・アラフエレンセで育成年代の指導やコーチを務め、トップチームを指揮したのは緊急措置としての2試合だけだった。
連盟の公式声明によると、今回の決定は継続性をもたらし、新たな段階を確かなものにするという。代表の元中心選手が持つリーダーシップと、国内外のサッカーに関する知識を指揮に生かせるためだ。
ルイスを支えるアシスタントコーチには、ワールドカップをともに戦ったウィルメル・ロペスとクリスティアン・ボラーニョスが就任。映像分析担当のアリエル・ゴンサレスも加わり、1月にはワルディ・アルファロがアシスタントとしてコーチングスタッフ入りする。
かつての主将が再建を担う
左利きの攻撃的MFだったルイスは現役時代、トゥウェンテ、PSVアイントホーフェン、フラム、スポルティングCP、サントスでプレーし、2022年にアラフエレンセで現役を引退した。2014年、2018年、2022年の3大会連続でワールドカップに出場したコスタリカ代表では主将を務め、2014年ブラジル大会での歴史的なベスト8進出を牽引したことでも知られる。
しかし今回引き継ぐのは、メキシコ人監督ミゲル・エレーラの下で2026年大会の出場を逃し、バティスタの下でもネーションズリーグで相次ぐ挫折を経験して、FIFAランキングを落としたチームだ。
南米の強豪相手に真価が問われる
ルイスは来月の代表戦期間中、正式監督として初めて試合を指揮する。コスタリカ代表は11月13日に敵地でエクアドルと、その4日後にアルゼンチンと対戦する。厳しいアウェーでの親善試合は、トップチームでの指揮経験がわずか4試合のルイスが、就任直後の勢いを維持できるかを試す機会となる。競争力のあるチームづくりを始めるにあたり、南米で好パフォーマンスを見せることが重要になる。



