セリエA第6節、ユベントスがアウェーでカリアリと1-1で引き分けた一戦は、両チームの指揮官による一触即発の対立へと発展した。試合終了の笛が鳴った直後に激しい言葉を交わし、その口論の末、主審は両者にレッドカードを提示した。
アタランタ戦の勝利に続く連勝を狙ったユベントスだったが、20分にマルディーニに先制点を奪われてビハインドを背負う。しかし81分、ウニポル・ドムスでコロ・ムアニが同点ゴールを決め、敗戦を免れた。なお、このフランス人FWはチームに勝利をもたらし得るもう一つの決定機を逃している。
だが、試合終了後の握手の場面で、ユベントスのルチアーノ・スパレッティ監督とカリアリのピサカーネ監督の間で緊張が高まった。
「DAZN」が放送した読唇術による分析によれば、スパレッティは相手チームの時間稼ぎだと受け取った行為を批判し、「上手に時間を無駄にしたな」と言葉をかけたという。
対立は激しい言葉の応酬へと発展した。カリアリの監督がスパレッティの腕をつかみ、スパレッティが「何をするんだ?」と問いかけると、ピサカーネは「いや、そっちは何をしているんだ?」と返答。その後、ユベントスの監督は「ビンタを食らわせるぞ」と脅すように叫んだ。両チームのコーチングスタッフが割って入って二人を引き離し、主審は両者を同時に退場させることで事態を収拾した。
スパレッティは騒動の重要性を否定
この出来事についてコメントしたスパレッティは、口論の深刻さを否定し、カリアリの監督に対して「あなたのチームは良いサッカーをするが、時間稼ぎの仕方も知っている」と伝えたことを説明。それが相手の反発を招いたとした。
ユベントスの監督は次のように語った。「何も起きていない。彼らは良いチームで、良いサッカーをするし、時間の使い方も知っていると伝えたんだ。すると彼は『我々が時間を無駄にしているとはどういう意味だ?』と言ってきた。それで主審が我々を退場にした。特別なことは何もない。すべてまったく普通のことだ」
一方のピサカーネは皮肉を込めた口調でこの件に触れ、退場ではなく抱擁で終わることもできたはずだと述べた。そして相手の指揮官にメッセージを送り、第6節でカリアリに勝てないことをユベントスが不安に感じているのであれば、それは自チームにとって誇りとすべきことだと語った。





