11日のラ・リーガ第8節、バレンシアは敵地エル・サルディネロでのラシン・サンタンデール戦を2-2で引き分けた。日本代表MF佐藤龍之介はベンチスタートとなり、出場機会はなかった。
成績不振で解任されたコルベラン前監督に代わり、“残留請負人”のアギーレ監督が指揮を執るバレンシア。メキシコ人指揮官は5-4-1のシステムを使用してこの初陣に臨んだ。
バレンシアは開始2分、幸先よく先制に成功する。最終ラインを突破したラバがペナルティーエリア内左に侵入し、右足のシュートでネットを揺らした。
その後バレンシアは、アギーレ監督らしい堅守速攻のフットボールを展開していくも、ラシンの攻撃を抑え切れず32分に失点。イニゴ・ビセンテのスルーパスからサビリにDFラインを突破され、そのままシュートを決められている。さらに後半立ち上がりの47分には、イバン・マルティンのゴールも許して、スコアをひっくり返されている。
ビハインドを負ったバレンシアだが、まだプレーシステムが確立しておらず、効果的な攻撃をなかなか仕掛けることができない。それでも66分、右サイドを突破したハビ・ゲラの折り返しからオトルビがシュートを決め切って、同点に追いついた。
その後もラシンが優勢に試合を進める状況は変わらず、バレンシアは防戦を強いられながらカウンターに望みをかける。後半アディショナルタイムにはオトルビが個人技から右サイドを突破し、折り返されたボールにウーゴ・ドゥロが合わせたが、これは枠を捉え切れない。結局、試合は2-2の引き分けに終わった。
2試合勝利なしのバレンシアは、勝ち点5で降格圏19位に位置。佐藤は3試合連続で出場機会を得られず。監督交代後も、自身の価値を証明しなくてはならない時間が続いている。





