レアル・マドリード寄りとされるスペインのサイト「デフェンサ・セントラル」は、バルセロナとレアル・ベティスの一戦における審判の判定を激しく批判し、クチョ・エルナンデスの意図的でないハンドを理由にジョバニ・ロ・チェルソのゴールが取り消されたことで、カタルーニャのクラブがリーガ・エスパニョーラの優勝争いで追加のアドバンテージを得たとの見解を示した。アンダルシアのクラブは前半終了間際に2-2の同点をもたらすはずだったゴールを奪われた形となった。
同サイトは、主審リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェアがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認を経てロ・チェルソのゴールを取り消したと指摘。判定の根拠となったハンドは、アルゼンチン人選手がボールをネットに突き刺すよりもかなり前に起きていたとし、この判定がベティスの選手たちとコーチングスタッフから広範な抗議を招いたと伝えた。
「デフェンサ・セントラル」は、バルセロナが第9節のこの試合で追加的な援護を受けたと見なし、この一戦もリーガの試合に付きまとう論争の例外ではなかったと表現。同サイトはスペインサッカーの水準低下と見なすものを批判するとともに、ゴール取り消しの判定が決定的なタイミングでベティスから試合に戻るチャンスを奪ったと指摘した。
ロ・チェルソのゴール取り消しがラ・カルトゥーハで怒りを呼ぶ
同サイトは、試合は開始直後から刺激的で速いテンポに彩られたと説明。9分にラミン・ヤマルがバルセロナの先制点を挙げた後、バレンティン・ゴメスがヘディングでベティスの同点ゴールを決めた。カタルーニャのクラブの守備陣がコーナーキックを十分にクリアできなかったことを突いた一撃だった。
バルセロナは40分にロドリ・エルナンデスのゴールで再びリードを奪ったが、ベティスは前半終了前に同点に追いついたと思われた。ジョバニ・ロ・チェルソのダイレクトシュートがジョアン・ガルシアのゴールネットに収まったのだ。
しかし、ホームチームの喜びは長く続かなかった。攻撃の組み立ての場面でクチョ・エルナンデスのハンドを見直すためにビデオ技術が介入し、主審はゴールの取り消しを決定した。
「デフェンサ・セントラル」は、この場面はクチョ・エルナンデスとペドリの激しい接触の後に生じたものだと言及し、ハンドは意図的ではなかったとの見解を示すとともに、その前の接触の際にバルセロナの選手がファウルを犯していた可能性にも触れた。
この判定は、場面のタイミングとゴールとの直接的な関連性の度合いについて疑問を呼んだ。とりわけ、ハンドはロ・チェルソのシュートよりかなり前に起きていたからだ。
ペジェグリーニが怒りを爆発
ゴール取り消し後、レアル・ベティス陣営内の怒りは高まった。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、試合の重要な局面でチームから同点ゴールを奪うことになる主審の判定に激しく抗議し、このチリ人指揮官は抗議の結果としてイエローカードを受けた。
ラミン・ヤマルとの衝突でベルナルが退場
「デフェンサ・セントラル」は、後半も刺激的な展開が続いたと伝えた。バルセロナが3点目を挙げた後、52分にアブデサマド・エザルズーリがレアル・ベティスの新たなゴールを決め、点差を縮めたのだ。
しかし、ベティスのゴールに先立つ攻撃の場面では、フェルミン・ロペスが接触の影響でピッチに倒れ込み、その後、視線はラミン・ヤマルとファクンド・ベルナルの口論に注がれた。
この一件は、バルセロナのウインガーがウルグアイ人選手を押したことから始まり、相手がヤマルの頭を掴んで応じたことで事態は急速にエスカレート。主審が介入し、ベルナルにレッドカードを提示した。
ヤマルは退場を免れたものの、ベルナルは衝突の後にレッドカードでピッチを去った。この出来事は、ロ・チェルソのゴール取り消しにしても試合中に主審が下した判定にしても、この試合に伴った論争に新たな一章を加えるものとなった。





