ファビオ・ボリーニが現役引退を決断した。35歳の元FWは、キャリアを通じてチェルシー、リヴァプール、ACミランなどでプレー。イタリア人のボリーニはSNSへの投稿で感謝の思いをつづっている。
ボリーニが早くから国際舞台のサッカーに触れたのは、2007年に16歳でボローニャを離れ、チェルシーに加入した時だった。最終的にイタリア人FWはブルーズのトップチームで8試合に出場し、その間にはスウォンジー・シティへレンタル移籍もしている。
ボリーニはまだプレミアリーグで戦う準備が完全には整っていないように見え、パルマ、そして後にローマで再びイタリアに戻った。その後、リヴァプールがイングランドで新たなチャンスを与えた。38試合で3ゴール3アシストを記録した後、サンダーランドへ移籍。ここで1クラブにおける自身最多出場数となる93試合をプレーした。
2018年にはイタリアの名門ACミランへ加入したが、75試合で8ゴール6アシストという成績を残しながらも、そこで不動の地位を築くことはなかった。2020年にフリーでエラス・ヴェローナへ移籍した後は、ファティ・カラギュムリュク、サンプドリア、サルフォード・シティでもプレーした。イタリア代表での出場は1試合のみ。それは2012年、パルマからローマへの移籍直後のことだった。
「すべては1本のフライトから始まった」とボリーニは記している。「ありがとう、チェルシー。僕は16歳だった。目に涙を浮かべながらそのすべてを過ごしたフライト。そのフライトが、僕のキャリアの旅の始まりだった。本当の目的地はなく、ただかなえたい夢だけがあった」
「あの日から、自分自身を磨き始めた。あれほど強い意志を持ったあの少年がどうなるのか、自分でも分からないままに。頭の中で夢に形を与え始め、そして何とか最終的にはそれを現実のものにすることができた」
「そして、その同じ現実が今日、永遠に変わることになる。その現実が僕の過去、現在、そして未来を形作ってきた。今日、あの日ロンドン行きの飛行機に乗っていた時と同じように、これから自分を待ち受けるものに対して同じ感情を抱いている」
「恐れ。幸せ。勇気。不確かさ。夢。成功。情熱。犠牲。信じることを決してやめなかったあの子どもに感謝したい。そして今日の僕という人間は、これからも未来を信じ続ける。今度は足元にボールはないけれど、信念は同じだ。いつだって。ありがとう。ありがとう、サッカー」とボリーニはつづった。





