レアル・マドリードのアルダ・ギュレルが、フランス戦でトルコ代表として際立ったパフォーマンスを見せ、チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督へ強いメッセージを送った。スペインの名門は、トニ・クロースの退団以降、中盤からのビルドアップにおいて明確な問題を抱えている。
スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によれば、21歳のギュレルは、クロースが担っていた役割を埋める最有力候補の一人として浮上している。とりわけ、サイドで起用するのではなく、中盤でより深い役割を与えるべきだという声が高まっている。
ギュレルはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の決断により、フランス戦でトルコ代表を牽引する機会を得た。チームは敗れたものの、彼はその機会を生かすことに成功し、試合で最も目立った選手の一人となって、脅威を生み出し、攻撃のチャンスを作り出すことに貢献した。
このトルコ人選手の活躍は、モウリーニョがレアル・マドリードの中盤の選択をめぐって批判にさらされている時期に訪れた。指揮官はオーレリアン・チュアメニとフェデリコ・バルベルデに依存しており、一方でギュレルは今シーズンを通じて白い巨人とフル出場を果たせずにいる。
ギュレルは、トルコ代表での出来がレアル・マドリード復帰時により大きな機会をもたらすことを期待している。特に、国際マッチウィークにはトルコがイタリアおよびベルギーと対戦する試合がまだ残っており、彼にとってはプレーメーカーのポジションで能力を証明し続ける場となる。
レアル・マドリードは攻撃の組み立てにおける問題の解決策を探している。チームは質と中盤を支配する能力を欠いていることが露呈しており、これはクロースの退団以降、クラブが明確な解決策を見いだせずにいる問題だ。それだけに、ギュレルの活躍はモウリーニョにとって、チーム内での彼の役割を見直す新たな機会となる。

