イングランドの3クラブがミュンヘンでの動向を注視
『TEAMtalk』によると、プレミアリーグの3クラブは、ドイツ代表選手がバイエルンで出場機会を得られずにいる状況について、仲介人から情報を得たという。10代のカールは今年に入り、アーセナルとリヴァプールからの誘いを断って2029年まで契約を延長したものの、今季の先発出場はブンデスリーガでわずか2試合、チャンピオンズリーグで1試合にとどまっている。ヴァンサン・コンパニ監督の下で飛躍を遂げ、34試合で9ゴール7アシストを記録した昨季から、出場機会は減少している。
名誉会長が公の場で警告
昨季の急成長によって、カールはユリアン・ナーゲルスマン監督の下でドイツA代表に初選出され、ワールドカップの暫定メンバーにも入った。しかし、負傷により北米での大会を欠場した。新たに代表監督に就任したユルゲン・クロップもカールを招集している。一方、夏に加入したイスマエル・サイバリによってバイエルンでのポジション争いは激しくなり、クラブ幹部もこの若手選手のピッチ外での態度に不満を抱いている。
バイエルンの名誉会長ヘーネスは『BILD』に対し、フランス人チームメートのマイケル・オリーズとの比較を一蹴し、厳しい見解を示した。「彼とは真剣に話をするつもりだ。彼はスーパースターには程遠い。若い選手には謙虚さが必要だ。[マイケル・]オリーズとの比較が彼のためになっていないのは明らかだ。2人の間には、まだ大きな差がある」
スペインの強豪も以前から関心
ヘーネスの発言は、すでに主力として活躍するオリーズとともに成長するカールに対し、非現実的な期待がその成長を妨げることをバイエルンが避けたいと考えていることを示している。クラブ首脳陣は、カールが批判を前向きに受け止めることを望んでいる。
それでも報道によると、状況が改善しない場合に備え、仲介人はすでに欧州各地の獲得候補クラブの意向を探っている。
イングランドの3クラブに加え、スペインの強豪バルセロナとレアル・マドリーも動向を注視している。両クラブは以前、カールがユース大会で際立った活躍を見せた後、10歳だった同選手の獲得を試みていた。
契約期間の長さがドイツ王者の立場を強める
現時点で退団が差し迫っているわけではない。それでも、コンパニ監督の先発メンバーから外れた状態が続けば、2027年の移籍市場を前にカールの将来は大きな話題となり得る。最新の契約が2029年まで残っているため、移籍交渉が行われる場合もブンデスリーガ王者が主導権を握る。当面、バイエルンはアカデミー出身のカールがヘーネスの助言に耳を傾け、再び出場機会をつかむために奮起することを望んでいる。

