アンディ・キャロルは先週、自身の自伝の刊行に際して、2021年に男性から性的虐待を受けたことを明かした。英メディアが調査を進めた結果、その相手はBBCのタレント番組で知られる著名なメディア関係者であり、ダンスコーチでもあるケビン・アダムスだと判明。キャロルは今回、The Sunに対し、自分に性的虐待を加えた男がアダムスであると認めた。
自伝Owning It: In My Own Wordsの中でキャロルは、「家族ぐるみの友人」が頻繁に家を訪れていたと明かしており、それがアダムスだった。アダムスはキャロルの元恋人の知人で、そこから現在ダゲナム&レッドブリッジFCでプレーするFWと知り合ったという。
現在37歳のキャロルは、2021年にニューカッスル・ユナイテッドでの試合後、被害に遭った。アダムスはキャロルの家でボクシングの試合を観るため、自ら押しかける形でやって来たという。「でも、彼はキッチンで飲み物を作り始めて、しばらくすると頭がぼんやりしてきた」とキャロルは語っている。
「彼が僕の飲み物に何かを入れたんだと思う。『もう寝る時間だ』と僕は言った。『タクシーを呼ぶよ』とも。でも彼は、ゲストルームに泊まると言って譲らなかった」
キャロルは以前からアダムスに違和感を抱いていたという。「彼は子どものいる離婚経験者だった。でも、ただのプラトニックな感情以上のものを僕に抱いているように感じていた。彼は元恋人と僕に、しょっちゅう一緒に出かけようと誘ってきた。僕のために服まで買ってきたんだ」
「僕は裸で寝るんだけど、夜中に目を覚ましたら、あの男が僕のシーツの下にいて、僕にフェラチオをしようとしていた」とキャロルは振り返った。元リヴァプールのFWはその後、アダムスを殴って気絶させ、警察に通報。事情を説明するため警察署にも赴いた。
「一連の手続きはすべて屈辱的で、恥ずかしいものだった。本当にひどかった」アダムスはすべてを否定していた。「そのプロセスは2年続いた。当時のパートナーとその家族以外は誰も知らず、受けられた支援もごくわずかだった」とキャロルは述べた。
アダムスは2023年11月、性的虐待で有罪判決を受け、禁錮20カ月と接触禁止命令を言い渡された。「警察からその知らせを聞いた時、涙が止まらなかった。僕の人生に計り知れない影響を与えた」
「毎日そのことを考えてしまい、他のことに集中するのが本当に難しかった。サッカーにもだ。トラウマは今も残っている。でも、これを書くことでたった1人でも助けられるなら、それだけで価値がある」とキャロルは語っている。

