アイントラハト・フランクフルトが期待された反応を示し、ブンデスリーガでの危機をひとまず回避した。アディ・ヒュッター監督率いるチームは、RBライプツィヒに0-6で大敗してから6日後、後半にパフォーマンスを上げて1.FCケルンを1-0(前半0-0)で下し、重要なタイミングで今季2勝目を挙げた。
代表選手のユネス・エブヌタリブが77分に挙げたゴールで、フランクフルトは雪辱を果たすとともに、今季初めて無失点に抑えた。第6節の初戦で降格圏にさらに近づく事態を防いだアイントラハトは、来週に控えるボルシア・ドルトムントとの次なる大一番を前に、順位表の中位へ浮上。一方のケルンは、前週のダービー勝利で高まった勢いがややしぼんだ。
ライプツィヒでの手痛い敗戦を受け、ヒュッター監督は「金曜日には、最後まで戦い、懸命に走り続ける姿を見せてほしい」と求めていた。オーストリア人指揮官が掲げたのは「最初の1分から食らいつき、粘り強く戦う」という方針だ。そのために布陣を4-2-2-2に戻し、先発を3人入れ替えた。ただし、最近不安定だった守備陣には手を加えなかった。前線にはドイツ代表のジョナサン・ブルカルトとエブヌタリブを2トップで起用。ジャン・ウズンらはベンチスタートとなり、ウズンは最後まで出番がなかった。それまで全試合に先発していたアイントラハトの大きな期待を背負う選手にとっては、厳しいメッセージとなった。
ヒュッター監督はSkyで、自身の決断について「スタジアムを熱くしなければならない。有名な選手がそこにいるというだけではない」と説明。「最終的にはピッチ上で示すパフォーマンスも常に重要だ」と語った。ウズンに代わってマリオ・ゲッツェが先発した。
ケルンでは、負傷中の元フランクフルト所属エリエス・スキリとマイキー・ムーアを除き、前週のダービーを制した選手たちが先発した。ヒュッター監督によれば、ケルンはボルシア・メンヒェングラートバッハとのダービーを2-1で制して「味をしめた」という。ワーグナー監督は、チームが前週の勝利から「大きな勇気と強い自信」を得られるし、得なければならないと語っていた。
両チームとも高い意欲を持って試合に入り、アウェーのケルンがいきなり先制に迫った。ロングボールへの対応をヌナムディ・コリンズが誤ると、ビュルターがフリーで抜け出したが、開始46秒のGKノア・アトゥボルとの最初の一対一をものにできなかった。反対にエブヌタリブも、好位置からボールをうまく捉えられなかった(3分)。ただ、熱を帯びた立ち上がりはすぐに落ち着き、両チームとも攻撃では多くを生み出せなかった。
アイントラハトはケルンをおおむね自陣ペナルティーエリアの外に抑えたものの、時折ボールを通される場面もあった。32分にはFKから再びビュルターに迫られ、アトゥボルが防がなければならなかった。フランクフルトがヒュッター監督の求めた激しさを示せたのは、部分的にとどまった。
前半終了間際には、サイード・エル・マラが単独突破からのチャンスを逃した(45+3分)。後半に入るとフランクフルトが攻勢を強め、エブヌタリブのヘディングシュートはわずかに外れた(49分)。ホームチームは攻撃の手を緩めず、リリアン・ブラシエがシュヴェーベを脅かし(55分)、チャイビもヘディングシュートを放ったが精度を欠いた(58分)。その後も攻撃は実らなかったが、途中出場のノエル・アセコが見事なプレーでエブヌタリブに好機をつくり、エブヌタリブが至近距離から押し込んだ。





