チェルシー、チアゴ・シウバ獲得を発表！移籍金なしで元PSG＆ブラジル代表主将を補強

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】チェルシー（プレミアリーグ）がパリ・サンジェルマン（リーグ・アン）に所属していたチアゴ・シウバを獲得。

チェルシーは28日、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属していたブラジル代表DFチアゴ・シウバを獲得したことを発表した。チアゴ・シウバとPSGの契約は2019-20シーズン限りで満了のため、移籍金なしのフリートランスファーとなる。契約期間は1年で、さらに1年の延長オプションが付随している。

2009年から3シーズン過ごしたミランで名を上げたチアゴ・シウバは、2012年の夏にPSG入り。フランスの名門では所属した8シーズンで公式戦315試合に出場し、7度のリーグ・アン制覇などを達成。今シーズンもレギュラーとしてプレーし、チャンピオンズリーグ（CL）決勝に到達したものの、バイエルンを前に涙をのんだ。

そのチアゴ・シウバに関しては契約延長交渉が進展せず、CL決勝後には『RMC』で「これがPSGの選手として最後の試合だ」と退団を明言していた。一時はフィオレンティーナ行きもうわさされたが、フランク・ランパード監督率いるチェルシーが、PSGとブラジル代表で主将も務めた35歳のベテランを引き入れることに成功している。

チェルシー入りが決まったチアゴ・シウバは公式サイトを通じて、「チェルシーに加入できて本当に幸せだ。フランク・ランパード監督率いるエキサイティングなチームの一員になれて本当に嬉しいよ。スタンフォード・ブリッジで、チェルシーファンの目の前でプレーできるのを楽しみにしている」と喜びを語った。

なお、2019-20シーズンのリーグ戦を4位で終えたチェルシーは来シーズンに向けて既に、ハキム・ツィエク、ティモ・ヴェルナー、ベン・チルウェルを確保済み。レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ・ハヴェルツの獲得にも迫っており、大型補強を敢行している。

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