待望の今季初ゴールを挙げたレアル・ソシエダMF久保建英について、『ムンド・デポルティーボ』が称賛している。
2026年に入ってからソシエダではノーゴールが続き、今季は開幕からベンチに座る試合が増加していた久保建英。それでも18日に行われたラ・リーガ第9節マラガ戦では5試合ぶりの先発を飾ると、開始3分に見事なミドルシュートを突き刺して今季初ゴールをマークする。さらに59分にはアシストも記録し、5-2の勝利の立役者となった。
302日ぶりにネットを揺らした日本代表MFについて、『ムンド・デポルティーボ』は「久保建英、その輝きでレアル・ソシエダの行く先を照らす」とし、以下のように称賛している。
「ソシエダの右サイドがこれほど輝きを放ったのは、実に久しぶりのことだった。久保建英は苦しい時期を過ごしており、周囲からは不安の声も漏れ始めていた。本来の調子には程遠く、ゴールもアシストも記録できず、ワールドカップで負ったあの忌まわしい膝の怪我による精神的・肉体的な後遺症にも苦しめられ、かつての輝きを取り戻せずにいたのだ。昨シーズンから多くの疑問符が投げかけられていたが、今シーズンもまた、冴えないスタートを切ったように見えた。しかしフットボールの世界では、たった一つの火種が状況を一変させることがある」
「ラ・ロサレダでの一戦、わずか3分間で全てが変わった。先発出場した久保は試合開始早々、彼らしい“定番”かつ“決定的”なプレーで、自身を苦しめていた重圧を振り払った。中盤でボールを受けると、外側へ加速し、ペナルティエリアの端から切り込んで、ゴール右上隅へと突き刺す精密なシュートを放った。この一撃により、彼は重い荷を下ろすこととなった。というのも、彼は2026年に入ってから、レアル・ソシエダで公式戦ゴールを一つも挙げられていなかったからだ」
「この火種が久保の笑顔を取り戻し、マラガの守備陣にとっては悪夢のような試合の幕開けとなった。久保に翻弄され続けたマラガの左SBサリナスに対し、監督はハーフタイムでの交代を決断。アズヌを投入したが、この“日本の旋風”を止めることはできなかった。新しく入ったウイングバックも久保を抑える術を見出せず、さらに1ゴールに絡んだほか、オヤルサバルへのバックパスで3点目のアシストも記録した」
また、久保建英の復調はこの日ラ・リーガ初先発を飾った20歳DFエクトル・フォルトの存在が大きいと指摘。「攻撃的なのポテンシャルを秘めたこのフルバックの動きは、久保にとって完璧なパートナーとなり得るものだった」とも分析している。





