昨季までマンチェスター・シティに所属したスペイン代表MFロドリは、財務規則違反疑惑が有罪認定されたことについてコメントした。
2009年~2018年の間に少なくとも115件の財務違反疑惑があったとされ、2023年2月にプレミアリーグから告発されたマンチェスター・C。リーグ側は正確な財務情報や選手・コーチへの報酬詳細の未提出、さらにはUEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)規則およびリーグ独自の収益性・持続可能性に関する規則(PSR)への違反を指摘したが、クラブ側は一貫してこれらの疑惑を否定していた。
その後、審理は独立委員会に委ねられると、2024年末に独立審問が終了。それから2年近くが経過した25日、『The Athletic』はプレミアリーグ側が提起した115件の告発のうち、114件が違反認定を受けたと報じている。制裁内容はまだ決まっていないが、クラブ側は上訴することが見込まれている。
そうした中、ウェンブリー・スタジアムで行われるイングランド代表戦前の会見に出席したロドリは、今回の違反認定についてコメント。2019年~2026年までの間に同クラブで300試合近くに出場し、4度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝を達成したスペイン代表MFだが、記者から「クラブの成功に傷がついたのでは?」と問われ、以下のように答えた。
「それは非常に重い言葉だ。我々は2020年にも非常によく似た状況を経験した。告発者は違ったが、法的な手続きは同じものだった。クラブ側は常に『自分たちは何も(不正を)しておらず、潔白が証明されるはずだ』と、落ち着いた姿勢で説明していた」
「クラブを信頼していたし、当時は一度有罪とされたものの、最終的には無罪となった。何が起きようとも公正な判断が下されることを願っているが、僕はクラブの潔白を信じている。クラブは『すべて適切に行ってきたのだから、落ち着いていてほしい』と伝えていたからね」
「あらゆる意見があることは理解しているし、今や大きな話題になっている。でも、僕ら選手たちは常に前向きに考えるようにしている。あのクラブで日々を過ごし、長年にわたって成功のために懸命に働いてきたすべての人たち、ペップ(・グアルディオラ)や選手だけでなく、オーナーから現場のスタッフに至るまで、毎日関わっている全員の姿を見ていればなおさらだよ」
「彼らが成し遂げたことを、誰にも奪うことはできない。それはお金で買ったものではなく、努力や協力関係、そして日々肩を並べて戦ってきたことによって築かれたものだ。僕らは長年にわたって、ここウェンブリーを含め、多くの成功を収めてきた。そして断言できるが、そのすべては正当なものなんだよ。僕らはイングランド・フットボール史上最高の時代の一つを生きていんだからね」
またロドリは、「異議申し立てが認められなかった場合、裏切られたと感じるか?」と問われ、こうも語っている。
「クラブは常に、自分たちの潔白を確信していると話してきた。相手の目を見れば分かるよ。僕らはこの件について常に落ち着いていたし、不安を感じたこともない。近年はこうした状況に直面するチームもあるし、それも現代フットボールの一部と言えるだろう」
「誰もがルールに従うべきですし、それは素晴らしいことだ。しかし、クラブは不正などしていないと常に自信を持って主張しており、僕らはそれを信じている。彼らが間違っていたと証明されるその瞬間までは、クラブを信じ続けるよ。それが僕に言えることだね」

