NECはレフスキ・ソフィアとのヨーロッパリーグの一戦に向けて準備を進めている。しかし、ブルガリア王者との対戦を翌日に控えた水曜日の記者会見では、18年ぶりとなる欧州大会本大会でのホーム戦について、比較的話題に上らなかった。デ・ヘルダーランダー紙によると、話題がドゥシャン・タディッチに集中したため、NECの広報担当者が介入せざるを得なくなったという。
タディッチは先週、自身のインタビューで大きな波紋を呼んだ。取材に応じたのはNU.nl。アヤックスとのアウェー戦の前日に公開されたそのインタビューで、37歳のセルビア人選手はNECのレベルに批判的な見方を示し、アヤックスを自身の「夢のクラブ」であり「妻」だと呼んだ。
ヨハン・クライフ・アレナへの復帰で盛大な歓迎を受けたタディッチだが、その発言は少なからぬNECファンの反感を買った。そのため水曜日、記者たちの関心はタディッチに集中したとデ・ヘルダーランダー紙は伝えている。
「水曜日午後、ディック・シュロイダー監督と主将チャロン・シェリーの記者会見で、NECの広報担当者が介入に乗り出した。『試合の話に戻りましょう』と告げたのだ。その時点で、話題は何分間もドゥシャン・タディッチのことばかりだった」
「出席した記者たちが特に知りたかったのは、物議を醸したFWのインタビューにクラブがどう対応したかだった。タディッチはNECやチームメートについて、あまり好意的とは言えない発言をしたことで、多くの批判を浴びた」とデ・ヘルダーランダー紙は記した。
これについてシュロイダー監督は「私には理解できない」と語った。「まずは良い形で試合に入り、もし本当にそういう雰囲気になっているのなら、それを変えられるようにしよう」
「サポーターは、このクラブで起きていることを誇りに思うべきだと思う。選手だけでなく、経営陣やマルセル・ブークホールン、ここで働くすべての人たちのことだ。それなのに、なぜ選手にブーイングするのか」
チャロン・シェリーも、一部のNECファンがブーイングを考えていることを理解できないという。「なぜこんな騒ぎになるのか分からない。ドゥシャンも僕と変わらない。彼はチームのレベルを引き上げるためにNECに来たんだ」
「アヤックスやフェネルバフチェでプレーしてきたことを考えれば、物事をもっと良くしたいと思うのは当然だ。彼の言いたいことは分かる。昨シーズン、僕たちがどのレベルに達したかは誰もが見ている。今シーズンはそれより低いけれど、僕たちはそこに戻りたいんだ」
「これはプロサッカーだからね」と、シェリーは少し後に続けた。「互いに全力を尽くすことを期待していいはずだ。誰かが何かを指摘しても、それが否定的な意味とは限らない。NECは一段上に進むために、ドゥシャンのような選手を獲得している」
「だから、彼がもっと良くなってほしいと言うのは普通のことだろう? みんなとは見方が違うのかもしれないけれど、繰り返すよ。なぜこんな騒ぎになるのか、僕にはまったく分からない」とシェリーは締めくくった。
最後にシュロイダー監督は、NECにはサポーターの後押しが必要だと強調した。「タディッチへのブーイングは我々の助けにはならない。ただ、誰かに何をすべきか指図するつもりはない」





